5月下旬の富士聖地の植物
25日に富士聖地に撮影に行きました。撮影だけに行くのは20日ぶりです。
まずは本館西口から野外会場に行く通路沿いにある竹林です。今年は何回も支柱に使用するためにこちらの竹を切り出しました。すると開けた場所にタケノコがたくさん出ていました。ほとんどが頭の先を動物にかじられていましたが無事なものもいます。竹の種類は分かりませんが、たぶん破竹(ハチク)ではないかなと思います。
近くに「ハルジオン」が可愛らしいピンクの蕾に囲まれて咲いていました。 ハルジオンはピンクや白の花が咲きますが、どちらも蕾はピンク色だと、Y さんが教えてくれました。
次に小さな橋を渡って行くと、下にフジの花が一房落ちていました。周りを見ても見つかりませんでしたが、真上を見ると高い場所にフジの花が咲いていました。
少ししか咲いていませんが、誰に見られずとも凛とした誇らしい姿でした。
昨年はこの場所に大きな木が倒れた影響か、全然見当たらなかった「ミョウガ」の新芽が出ていました。こちらのミョウガは少し100mゾーンに移植したいです。
「7つの場」の入り口付近に一本だけ咲いていました。
黄菖蒲(キショウブ)です。
花にカメムシが飛んで来ました。
そばに咲くハルジオンには「ウスバシロチョウ」が止まっていました。
ここには「アヤメ」がたくさん咲いていました。
きれいです。
「セセリチョウ」がやって来ました。この季節は虫さん達が忙しそうです。
エコトイレ付近に来ました。「ジシバリ」です。
Yさんに教えてもらった時、じじバリと聞こえて変な名前と思いました。ジジではなくジシです。
一見ジシバリに似ていますが、「オニタビラコ」です。とても小さな花です。
「サワフタギ」です。
まだたくさんの蕾があリます。
一つ一つの花は小さいですが、おしべが長〜く伸びて可愛らしいです。
近くに「ニリンソウ」が群生していました。葉っぱが特徴的です。
綺麗です。白い花は気品がありますね。
こんな子もいました。
こちらも白い花ですが、もっとサイズが大きいです。
ネットで調べると、「メドウアネモネ(カナダアネモ)」だそうです。
こちらの花の名前は分かりませんでした。
別館横に毎年咲きます。
Y さんに聞くと”知らん”というので、ぶっきらぼうな言い方だなと思っていると、嬉しそうに、してやったりという顔をしたので分かりました。「シラン」という名前のラン科の植物です。鮮やかな色です。
中央広場に来ました。「ヤマボウシ」の花が咲き出しました。「花びらのように見える総苞片(そうほうへん)を四方に広げるように咲かせます。この総苞片の中心に30前後の小花が集まって咲きます。総苞片とは花を包むように存在する葉のことです。」(ネットより)白い花に見えるのは葉が変化したものです。調べないと毎年忘れています。
どの子も個性的です。
今年は実がたくさんなるでしょうか。
大世界地図に続く細道を登りました。「カジイチゴ」の花です。
トゲの無い木イチゴなので、100mゾーン近くに移植したのですが、トゲが無いのでシカに食べられました。また挑戦して次はネットで囲います。
大世界地図のそばにアザミの蕾を見つけました。
もちろん花もたくさん咲いていました。
「ハハコグサ」です。
小さな花がいっぱい付いていました。「スイバです。」
こちらは24日の17時の鳴沢村のスポーツ公園です。富士山が見えた時には撮影するようにしています。
この富士山を見ながら、スポーツしたり遊んだりするのは気持ちいいでしょうね。
今回は25日に撮影した富士聖地の植物です。本館周りから中央広場までです。まだ続きがありますが写真の量が多いので2回に分けます。次は宝山の子供 PJの林や「にじいろ農園」、その奥の自然林の中に咲く植物をお届けします。前回撮影してからちょうど20日経ちますが、ガラッと植物が変わります。やはり月に2回は撮影に専念したいです。見つけられていないと思いますが、絶滅種になるような貴重な植物もあると思います。それにしても Y さんはすごいです。ほとんどの植物の名前がわかります。園芸種はあまり興味がないそうですが、野草や木は詳しいです。
今日も一日ありがとうございます。
地球さんありがとうございます。