5月下旬の宝山とにじいろ農園の植物

前回は富士聖地の本館周りや中央広場の植物を紹介しましたが、今回はその続きで宝山周りの植物を紹介します。

宝山のお風呂施設の裏にひっそりと、でも鮮やかにツツジが咲いていました。

下の P3駐車場のツツジはほとんど終わっていましたが、ここは少し標高が高いので真っ盛りです。

誰に見られなくても、誇らしく凛と咲いています。ステキです。見させていただきました、ありがとうございます。

子供プロジェクトの入口から林に入って行くと、「ニガイチゴ」の花が終わりかけていました。

ネットで調べると「花後は一旦萼(ガク)が閉じ、果実の準備ができればまた開く」と書かれていました。

これは萼(ガク)が閉じた状態でしょうか?

これは果実の準備ができ、また開いた状態でしょうか?

詳しくわかりませんが、もうすぐ食べられる日が近づいているのはわかります。

ここは昨年サクランボをいただいた桜の木です。

まだ赤いので未熟です。これを食べると、とっ〜〜ても酸っぱいです!

これでもまだ早いです。完熟すると本当に真っ黒になります。

富士協生果樹農園の草原に上がって来ました。奥の自然林に入りました。どこにでもいるハルジオンです。

林の中にあるこの木の名前は分かりません。(後からYさんが教えてくれました。「カマツカ」です)

この間見つけた「サルナシ」です。雄木だと実はつきません。

下を見ると一面の「バライチゴ」です。木イチゴがこれから食べ頃ですが、それが終わった後、暑い夏にこのバライチゴが食べられます。あまり甘くはないですが、大粒でみずみずしいので乾いた喉を潤してくれます。

「ヤブヘビイチゴ」の花です。ヘビイチゴより大粒の赤い実がなります。名前にヘビがつきますが可愛らしい花が咲きます。こちらの実も長く楽しませてくれます。

「ミツバツチグリ」という花です。ヤブヘビイチゴのすぐそばに咲いていました。

「七つの場」入口付近で見た「ウスバシロチョウ」をここでも見ました。いつも羽を閉じているので、「開いてよ!」と言うと、

一回舞い上がってから、羽を広げたまま止まってくれました。気持ちが通じたようで嬉しかったです。

林を出ると、「にじいろ農園」です。

畑に沿って、「クリーピングタイム」が植えられています。ここを裸足で歩ける道にする予定だそうです。

花はこんなに可愛らしいです。

分かりますか? 短い竹を刺してカラス避けのテグスを張っています。何回植え直してもカラスに引っこ抜かれたそうです。色々な対策が全て失敗に終わり、このテグスになったそうです。一面に丈夫に育つまで保護します。

 

果樹やハーブ、野菜は太い木の杭を柱にして竹や枝で囲っています。以前はクルミの枝や麻紐で囲っていましたが、風に弱いという事もありましたが、枝にカラスが止まって飛び立つとその重みで壊れてしまうそうです。

ここにもカラスの嫌いなテグスを張っています。今までよく我慢して来たと思います。この近くに食品の産業廃棄物処理場があるので、カラスは500羽は軽くいます。富士協生果樹農園の方はモグラ、シカ避けの風車に銀色のテープを張ってカラス避けにもしています。

中には「マツムシソウ」が咲いていました。

名前がわかりません。

「カモミール」がたくさん咲いていました。

蕾も綺麗ですね。

秋グミです。花がたくさん咲いています。

秋に実がなるそうです。

ここの「ベニウツギ」はまだ元気です。下の方は終わりかけでした。

にじいろ農園を後にして、クロモジの林の方へ行きました。林のきわにある「クマイチゴ」を見に来ました。5月3日に見た時はまだ蕾が出たばかりでしたが、今はほとんど花は落ちていました。花を見損ないましたが、たくさんの花の跡があるので、たくさんの実をつけてくれそうです。

たった一個残った花を見つけました。

29日中に仕上げるつもりでしたが、30日の0時10分になってしまいました。これで、5月下旬の富士聖地と宝山の植物の紹介を終わりました。またあっという間に次の植物さんたちが現れます。取り損ねた子、見つけられなかった子たちがいっぱいいると思います。来年はもっとゆっくりと散策したり撮影できるのではないかと期待しています。

お知らせです。このブログのホームのページから検索機能が使えるようになりました。例えば「マタタビ」と入れると、マタタビの文字が書かれた日のブログが出てきます。私は大変ありがたいです。アケビの花はいつ頃撮影したかな?と思うと「アケビの花」と打ち込むと出てきます。記録としては最高です。他にも「アーカイブ」という機能も出来る様になりました。それはブログが始まった2019年8月〜2022年5月までの年月が出ます。2022年5月を選ぶと5月に書いたブログが全て出てきます。皆様も昨年の5月はどんな花が咲いていたかな、とかどんな作業をしたのかな?など何でも興味があれば調べてください。とにかく私は本当に助かります。頼んだらすぐに使えるようにしてくれた協生農法仲間の M さん、ありがとうございました。

 

今日も一日ありがとうございます。

地球さんありがとうございます。