宝山の新電柵内に耕運機で畝作り。自宅付近の植物たち

23日は宝山での作業です。なんと、中古の耕運機をとっても安く購入しました。今まで牧草はスコップで少しづつ根を切って剥がして取り除いていました。場所によっては、1m四方剥がすのに1時間以上かかったりしました。果樹は植える場所だけ穴を掘れば良かったのですが、ヤーコンや島ラッキョウの畝を作る時は重労働でした。なので、畝を作って増やすのはなかなか出来ませんでした。宝山は果樹の事ばかりを一番に考えていたので、それでも良かったのですが、芋類や大根、カボチャをもっと植えて行きたいと話している時に、この耕運機に出会いました。何故今まで考えなかったのでしょう。それだけ頭は果樹のみだったと言う事ですが、これさえあれば牧草地帯でも草ごと耕して畝が簡単に作れると思い、皆んなで大喜びしました。しか〜〜し! そんな甘いものではありませんでした!このかたちの部品は鋭く土に入って掘り起こしていくはずですが、草に入っても行きませんでした。

次にもっと先端が小さくて鋭い棒状の部品に付け変えましたが、部品も車輪も草に絡まり、止まってしまいます。

これは先に草を刈るしかないと言う事で、私は電動の草刈機、上杉君はエンジン式の草刈機で刈って行きました。

草を刈れば、本来の回転式の刃を取り付けて耕せるかもしれないと思いやってみると、刃は土の中に入らず土の上を回転して前に行くだけでした。ただ走るだけの耕運機を見て、皆んな思わず笑ってしまいました。牧草の根が15cmの厚みでびっしり張っているので、上の草を刈っただけでは無理でした。

次にこの部品で試しました。

草を刈ったので、鋭く土に刺さってうまくいくかもと期待したのですが。

すぐに草と根に絡んで止まってしまいます。

やはり、こちらの一番小さい棒状の部品にしました。

すると、絡まりながらもなんとか進んで行きました。本当に根を切って行く感じです。

奥の草を刈った場所を先に耕運し、残り半分はまた草を刈っています。

毎年機械で刈った草が横たわり何層にもなって厚みがあります。その下に牧草の根が張っています。

中村君が頑張って何往復もしています。

途中太い根に乗り上げたりするので、ハンドルを持つ手に力が入ります。ハンドルを上げたり下げたり、斜めに倒れそうになるのを戻したりするのを見て、これは女性陣には無理だなと思いました。柔らかく平になった場所なら出来ますが、これは開墾作業です。昔の人の苦労を想像しました。

私の草刈機のバッテリーは3本なくなってしまいました。草が絡んで重く、バッテリーの消費が激しかったのだと思います。それに比べてエンジン式は音から違います。こういう開墾のような作業にはこちらの方がいいですね。欲しいですが、軽トラックに積まないとガソリンの匂いで普通車には無理です。今度借りて使ってみたいです。山暮らしで使っていた時は、もっと燃料が入るタイプのものをリュックのように背中に背負ってやっていました。

中村君が仕事で事務所に少しの間戻った間、上杉君が耕運機を使いました。

力が必要のようです。

もう、笑うしかないようです。「こりゃあ、大変だ、簡単には行かない」と笑っていました。私はこの笑いに、これから待ち受ける困難というか大変さを覚悟しました。

近くで見るとボコボコです。

切られた根を剥がして根を上にして、横に片付けて行きました。

新電柵入り口から入ってすぐの場所です。雨が本降りになってきたので途中ですが作業をやめました。

まだ前の方の半分は草を刈っただけです。今回と同じ作業になるし、後方も完成ではありません。機械である程度できても、最後は人の手で根を取り除いて行くしかないとわかりました。

この耕運機は重いので、男性2人で持ち上げないとトラックに積めません。この右の曲がった棒がこの日唯一活躍してくれました。次回は26日(金)に続きの作業をします。男性5人、女性5人が集まる予定です。

自宅に帰ると雨が止んでいました。久しぶりに歩いて2分の林に撮影に行きました。

林の入り口から道沿いにモミジイチゴの花が咲いていました。今年もたくさんの実を付けそうです。

花がきれいです。

色のある花が咲いていないかと探すと、スミレが咲いていました。

なんの木かわかりませんが、新芽に赤い色が付いていました。

このような枝ぶりの木です。

その下にユキノシタの葉っぱが出ていました。

サンショウの新芽です。サンショウご飯にして食べたいです。

また、色のある花を見つけました。ムラサキケマンです。

帰り道に振り返って撮りました。まだ木々の春の新芽が出てきたばかりです。

新緑という感じです。

このような葉っぱでした。

 

林を出てすぐの空き地にクマイチゴがたくさん生えています。

クマイチゴの蕾です。

空き地の前にある広々と間隔をとった植林の林です。花が開く前のスミレです。上から見るとわからなかったのですが、寝転んで花びらの中を覗くとスミレだとわかりました。隣の友人が車で帰って来て、私を見て人が倒れているとビックリしたそうです。

ここにもスミレがたくさん咲いていました。

これは、調べたけれど何かわかりません。この蕾が開いたらわかるかもしれません。

アケビの小さな苗もいっぱい出ていますが、大きく育ったアケビは見たことがありません。

 

私の5m×2mの小さな庭の畑にあるコゴミとタンポポです。茶色い葉は昨年のコゴミです。

精進川の畑のコゴミは食べましたが、自分の家のコゴミは食べそびれました。

同じく家の畑のフキとツクシとスギナとタンポポです。

小さな畑なのに、サンショウの木が3本も植えてあります。メス木だと言われてもらった苗木ですが、まだ実は付いたことがありません。もしかしたらオス木かもしれません。どちらにせよ2本は宝山に移植する予定です。

タンポポもたくさん咲いています。

タンポポの綿帽子もありました。

家のデッキの下に咲くヒメオドリコソウです。

お隣さんの敷地に変わった花が咲いていました。安田さんが「キケマン」という名前だと教えてくれました。

最後に、濃い紫色のスミレです。

宝山では降っていた雨が河口湖町では降っていなかったのが不思議でした。おかげで久しぶりに近くの林を散策できました。

今日24日(水)は一日中雨で畑はお休みです。明日25日(木)は女性陣4人で精進川の畑に行きます。そして明後日26日(金)は宝山に男女9人集まって作業の続きをやります。その後のゴールデンウィークの渋滞が恐ろしいですが、28日(日)は精進川畑に行く予定です。精進川畑では苗床を作って、カボチャやモウイ、ヘチマ、ピーマン等の実野菜の種を蒔きます。葉物野菜の様子を見て、草が伸びていたらカットします。時間があれば草刈りもします。そして宝山に畝が出来たら、サトイモやヤーコンの種芋、サツマイモの苗を植えます。宝山では、やっと霜の心配をせず葉物野菜の種も蒔けます。気象庁の3ヶ月予報では、暑い5月〜7月になりそうです。

開墾作業の宝山ですが、少しづつ耕作地を増やして行きます。寒冷地ですが芋類はできます。また暖地より早く7月中旬から下旬に種を蒔けばダイコンができます。カボチャやモウイも挑戦します。本当にやりたい事がいっぱいです。しんどいことも多いですが、それ以上に楽しいことが多いです。

 

今日も一日ありがとうございます。

地球さんありがとうございます。