霜除け用に100本の果樹に草の布団を被せました
何をしていると思いますか? 林の中のネットのブルーベリーの冬支度です。やはり成長が悪いです。ずっとモグラの穴に悩まされています。今年5月末と6月初めに、畝を作って植え直しました。モグラは地面の下を掘るので、地面より上に土を盛ってその中に苗木を植えるしかない、とある本に書かれていたからです。しかし、この場所は土があまりないので畝の高さも低く幅も狭いので、モグラが地面の下を掘り進むと、ちょうど苗木の根の真下を通過していました。高い畝に植えた苗木の下にも穴があったので、上にも掘り進むようです。穴を探して土を入れて塞ぐより、植え直す事にしました。畝を崩して地面の高さにして穴を掘り、苗木を植え直しました。
シャベルで丸く切れ目を入れて掘り起こします。
持ち上げて横に置きます。
シャベルで穴を掘り、掘り出した苗木を入れます。その周りの隙間に土を入れます。
苗木の周りを、足で隙間ができないように踏みしめていきます。
植え直すと通路と同じ高さにります。
次々と掘り直して植えていきます。
以前に刈った草が周りにあるので、それを霜除けになるように、土の上に被せて行きました。この作業は5人で2時間かかりました。
休憩してから次の作業に移る事にしました。林を抜ける途中にバライチゴを1個見つけました。この子が最後でしょうか?
虫が飛んで来ました。羽ばたいているので羽が見えません。
花に止まりました。「ホソヒラタアブ」です。この子の羽は虹色に輝いて綺麗です。
この花は初めだと思います。調べると、「ナギナタコウジュ」という名前です。
花に産毛のようなものがいっぱいついています。縁毛(ふちげ)というそうです。
この子も初めてです。
キツネノゴマ です。可愛らしい花ですね。
いつも見てるよりも小さなツリフネソウが咲いていました。寒くなるので、枯れる前に小さくても良いから早く花を咲かせて種を残そうとしているように思います。
この後、皆んなが休んでいる場所に行くと、おにぎりを食べていました。12日に取ったムカゴ入りのおにぎりで、皆んなに食べてもらいたくて持って来たものです。皆んな、美味しいと喜んでくれました。
レジャーシートに座っていると、カラスがたくさん飛んで騒いでました。その中に2羽のトンビ(トビ)がいました。どうやらトンビを追いかけて集団でいじめているようです。よく見る光景ですがトンビがかわいそうです。
望遠レンズで撮りましたが、動きが激しいのでピントが合いにくいです。富士聖地のカラスはトンビの飛び方の真似をします。上昇気流に乗って上手くトンビのように羽を広げたまま飛べる事もありますが、長くは続かずすぐに羽をバタバタしています。カラスは賢いのでどんどん上達すると思いますが、羽の構造が違うのでトンビのようには飛び続けられないでしょうね。
リンゴの木の周りの野菜が順調に育っています。
ダイコンの内側のカキナも大きくなってきました。
今日のもう一つの目的は、今年5月に電柵内の果樹を70本草原に移植しましたが、そこにも草をかぶせる事です。下草になれば良いなと思い、9月27日に自家採取したカキナとダイコン、カブの種を蒔きましたがまだまだ小さすぎます。
これでは、霜に負けてしまうので、この上から草を被せることにしました。春に1本でも育って種を落として自生してくれた良いなと思います。
草刈機で草を刈り、機械がない人がその草を集めて果樹周りに被せて行きます。
結構草を盛りました。羽毛布団のようにあたたかそうです。
皆んな黙々と作業しています。
全部の果樹に草を被せ終えました。草刈機が私も含めて3台、草を被せる人が2人で2時間かかりました。
彼女は、「やったーー! 良く働いた!」と大きな声で言いました、他の皆んなも「本当に良く働いた!良くやった!」と口々に言ってました。 皆さま、ありがとうございます! そしてお疲れ様でした! 初めは女性陣2〜3人でやる予定でしたが、それだと2〜3日かかったと思います。植物に詳しい Y さんを誘って良かったです。 最後に12日に取ったムカゴを100mゾーンの木の周りに植えて行きました。1本の木の周りに3〜4個、一粒づつ植えて行きました。
明日も宝山と精進川の畑に行きます。
今日も一日ありがとうございます。
地球さんありがとうございます。