茶の木の剪定・冬イチゴ
7日は精進川の茶畑に来ました。一見きれいに見えます。
8月3日に通路の草引き抜き、茶の木に絡んだつる性の植物を剥がしましたが、それから4ヶ月何もしていませんでした。そうすると草の背も伸び、茶の木の背も伸びていました。来年の新茶の為に草刈りと剪定をします。
通路に一番生えていたのはセンダングサです。通路をふさいでいます。
2m近くあります。刈り取ると上からタネがバラバラ降ってきます。
先が棘のようになっていてくっ付くと離れません。別名ひっつき虫です。刺さると痛いです。
こちらは草刈りようの手袋なので、まだましです。普通の園芸用のゴム手袋だとびっしりとくっついてまるでハリネズミのようになります。男性陣は皮手袋をしていたので無事でしたが服やズボンに付いていました。女性陣も同じで皆んな大変な姿になっていました。首から服の中にまでも入って痛痒かったです。髪の毛に付いたのを取るのは毛も一緒に取れてしまいそうでした。来年はこの状態になる前の花の段階で取り除きたいです。
センダングサの根です。簡単に抜けるものもあれば、太くなりすぎて抜けないので、カマで切るしかないものもあります。背が高いのですが、横に倒れても茎から根が出て支えています。すごい生命力です。
引き抜いたセンダングサは通路に置いて行きます。
ベニバラボロギクも咲いていました。右下の綿のような状態になると、触るとブワッと羽毛が飛び散るように舞います。通路によっては歩くだけで綿毛が舞って一面白くなって、息をするのをためらうような状態になりました。
茶の木も結構伸びていたので、皆んなの頭しか見えません。
草やつるをとった後は、茶の木を剪定機で剪定して行きます。
刈り取った茶葉を受けるケースいがっぱいになると、機械を止めて取り出します。
端に来たので、剪定した茶葉を下に落としています。
今度は反対方向に行ってます。右側が剪定した後で、左側はまだです。
結構進みました。というか広いです。
もう少しで終わりですが、お昼になったので休憩にしました。2時間半休まずに続けました。
間引いた大根の葉とカツオで作ったおにぎりを食べてもらいました。他の人もお菓子を持ってきて配りました。
中村君がドローンを持ってきて撮影しました。10人全員が写ります。頂いたものだそうですが、これからの協生農法の変化を撮ってもらえます。
午後から残りの剪定をしましたが、3列だけ選定せず手摘みように残しました。
上杉君が、剪定機で刈れない太い枝や横にはみ出した枝を機械で刈っています。
13時半で終了しました。30分の休憩を挟みましたが、4時間の作業となりました。皆んな立ったりしゃがんだりの作業だったので、疲れたようです。ご苦労様でした。
もう一つの目的が、冬イチゴを見に行くことでした。川のそばに自生しているのですが、去年は上流で川の工事があり、流れてきた土砂で埋まってしまい全然生えませんでした。
今年は少ないですが出てきてくれました。味見をするには十分です。
美味しかったです。きっと来年はたくさん実がなると思います。冬いちごは小さくて可愛いですよ。トゲも小さくて痛くないので嬉しいです。
これは川のそばに自生しているカラシナです。やはり大きいです。
川のすぐそばです。溶岩石と山水エネルギーの力でしょうか。そう言えば、最初の年に川を渡ったところにある湧水の周りに、背丈以上に伸びたカキナの群生の菜花を摘んだのを思い出します。今は川底が深くなって渡れないのが残念です。ここから畑に寄って、カキナを少し摘み、15時前に畑を出ました。
15時40分の富士聖地近くからの富士山です。
16時30分、撮影しようと葉っぱを付けて持ち帰った冬イチゴです。
本当に可愛らしいです。ジュースに出来るくらいたくさん増えて欲しいです。
来年も美味しい新茶を作りたいです。新芽を摘んで、揉んで、干すだけの日干番茶ですが、お茶に凝っている人や、味や香りに敏感な料理関係の人や、アレルギーで長年苦しみ、口にするものにこだわっている人等から、褒めていただいています。また来年の6月の白光真宏会の行事日にテントでお出ししたいと思っています。
今日も一日ありがとうございます。
地球さんありがとうございます。