竹垣作り、春一番

今日3月5日は、精進川の畑に竹垣を作りました。 上の竹は3月1日に富士聖地の竹林から切り出したものです。

女性陣の皆んなはこの日の為に、一生懸命ユーチューブを観て、竹垣を組む基本の「いぼ結び」という結び方を練習しました。割り箸を竹に見立てて十字にして、紐で結ぶ事を何十回、人によっては何百回と繰り返しました。やったことのない人間にとって本当に覚えるのが大変でした。私の場合、ある時から頭の中にユーチューブの映像が浮かび、その通りに組むとできるようになりました。

今日は、植物に詳しいYさんに一人一人できているかチェックしてもらい、大切なポイントを教えてもらってから組み始めました。

竹の先を緑色のビニールテープで巻いているのは、節でない所を切ってしまい、そのままだと中に雨水が溜まり風化しやすいので、それを防ぐ為に穴にテープで蓋をしてからくるくる巻いています。

どうでしょう? 初めてにしては良くできたと思います。右下には川が流れています。足を滑らすと転げ落ちるので、この竹垣が抑止力になります。

早く終わったので、次は単管パイプで作った、つる性植物の棚に竹を組んで行きました。単管だと金属なので夏は熱く冬は冷たいので、竹に巻き付けるようにしました。

3mの幅に6本の竹を立てて、横に2本の竹を入れて結びました。

最後に紐の長さを切り揃えました。まだ天井に24本の竹を組んで行きますが、今日は70本の竹を使い切ってしまったので、また竹を切り出してから完成させます。ここにはすでにキウイが植えられていますが、他にムベ、アケビ、ヤマブドウ、マタタビ、サルナシ、ムカゴなどを植える予定です。

畑全体を見ると、左が川との境目の竹垣、その横に棚があります。奥には樹齢80年以上の梅の古木があり、富士山も半分見えます。

Yさんの匠の手捌きです。この輪っかが大切です。動かないようにしっかり親指で押さえます。

親指で抑えながらキュッとしっかり下の紐を引っ張ります。

完成した「いぼ結び」の横からの姿です。

前からの結び目

後ろはこのようにクロスしています。綺麗ですね。皆んな楽しそうに結んでいました。2時間ほどで終わりました。達成感があります。この後、おやつを食べて少しお喋りをして解散しました。次回は3月10日以降にジャガイモの植え付けを行う予定です。

3個だけできた甘夏を収穫しました。まだ味見はしていません。

笹竹に守られたスナップエンドウは無事越冬して順調に育っています。これからが楽しみです。

一個のハクサイに菜の花が咲いていました。春ですね! と言っても明日からまた冷えるようです。

精進川の富士山。今日は朝からずっと富士山も空も霞んでいました。関東地方に「春一番」が発表されました。

富士聖地の富士山。少し霞が晴れました。

隣の牧場に羊は見えませんでした。子羊さん達は元気にしているでしょうか。

 

今日も一日ありがとうございます。

地球さんありがとうございます。