シイタケノの種菌を植え付けました
昨日10日の午後から富士聖地に作業に行きました。
ここのところ空は霞がかかっています。花粉も多いです。
何の作業かと言いますと、シイタケの種菌の植え付けです。富士聖地を綺麗に管理してくださっている上樹庭苑さんが、枯れてきたミズナラをカットして置いてくださっていたのですが、それを活用することになりました。20数本の原木に専用のドリルで穴を開け、800個の種菌を木槌で打ち込んでいきます。
ちょうどシイタケをやろうと決めた時に数人の仲間がニュースで、原木を10回木槌で叩くと収量が2倍になったという話を聞いていて、皆んなで打ち込む前に10回叩きました。
こちらが種菌です。800個入っています。
一個はこのような形です。頭が太く先が少し細くなっています。
専用のドリルで開けた穴は、種菌がピッタリ入る形です。
指で挿し込んで
木槌で軽く打ち込んでいきます。
一個づつ入れて打ち込む人、
見える穴に全て入れてから一気に打ち込んでゆく人、と色々です。
木槌と木が当たるカンカン、トントン、コンコンと軽やかなリズムと心地よい音が響きます。事務棟裏でやっていたので、この音につられて何人かのスタッフが見に来ました。
皆んな夢中で叩いています。
ここまで指で差し込んだ種菌が
木槌で打ち込むと、こんなに綺麗に平にはまってしまいます。
出来上がった原木を積み上げてゆきます。
30分で種菌を打ち込み終えましたので、男性陣は原木に水をかけて湿らし、林に原木を置きに行き、ビニールシートを被せました。女性陣は時間があるので、また竹林に行って竹をカットしました。
前回70本の竹を切り出しましたが、精進川の畑の大きな棚に竹を組むにはまだまだ数が必要です。
4人の女性が竹を切ってゆきました。
竹を切るのは慣れて上手になったのですが、運び出すのが重労働です。
私も含め残りの3人は、ナタで枝を落としてゆきました。枝を落とした竹は1トントラックに積める3m40cm位の長さで、そしてなるべく節の所でカットしました。
男性陣がシイタケを設置し終えて来てくれました。やはりナタ使いが素晴らしいです。
yukinoさんは一振りで枝を落としてゆきます。スピードが速いです。
植物に詳しい Y さんもすごいです。綺麗に研いだ自分のナタで軽くチョンと当てただけで、枝が音もせず落ちてゆきます。
女性陣が疲れたのでもう終わろうと言ったのが、ちょうど70本切り終えた時でした。私達は70本のペースがちょうど良いみたいです。1トントラックに積みます。
ロープで荷物をしっかり固定して緩まないように縛る方法も覚えたいです。
どうして男性は色々な縛り方や結び方を知っている人が多いのでしょうか?女性には縁の無かった世界ですが、今や協生農法仲間の女性陣は燃えていますので、竹垣の結び方とトラックのロープの縛り方は覚える気満々です。
15時56分、富士聖地近くの富士山です。
今日も良く働きました。皆様ありがとうございました。肩や腰にきていますが、外での作業は気持ちが良いです。
シイタケは2年しないと収穫できないそうです。2024年を楽しみに待ちます。
今日も一日ありがとうございます。
地球さんありがとうございます。