皆んなでする作業は楽しい

昨日のお話です。

また、精進川の畑へ行きました。今年で4年生になるウメの花です。

少しでも実がなるのでしょうか?

一段目の畑のカキの苗木です。

苗木の周りはニンニクが元気に育っています。ピンクの花はホトケノザです。

オオイヌノフグリもたくさん咲いています。

タンポポとオオイヌノフグリです。冬でも色んな草が協生しています。

大きく育ったフユ菜の菜の花です。

今日の目的は、5段ある畑のうち、下の3段を富士協生果樹農園で借りる事にしたので、畝(うね)を作りに来ました。

4段目の畑はビッシリ草が覆っています。畑の周りはぐるっと1m幅の通路になりますが、真ん中にも通路を作ります。

ロープに沿って1m幅に通路を作ります。クワに慣れていなかった人もだいぶ慣れてきました。

果樹や野菜の収穫がしやすいように、1.5m幅の畝と畝の間に1m幅の通路をとって行きます。

普通、畝はかまぼこ型に土を盛り上げるのですが、私達は畝と通路の場所が分かれば良いので、境目に印をつけるようにクワで浅く掘っただけです。ですので畝も通路も同じ高さです。草の背が高くなれば境目も分からなくなるでしょうが、目安にはなります。草も生かされますので早く協生関係が築けます。畝は東西に作りました。

柑橘系の苗を中心に購入しました。

この近辺の家は大きくなっても地面に落ちて誰も食べない柑橘類の木がたくさんあります。もったいないと思いますし、確実に育つのだなと安心もします。

穴を掘ってから、油かすを少しだけ入れて根が直接当たらないように薄く土をかぶせ、そこに苗木を入れて土をかぶせて行きます。確実に育てる為ですが、果実が出来るまで何年もかかるので、油かすの有機肥料の影響は無くなります。

アーモンドもあります。

ここは3段目の畑です。4段目より草が無いです。どうしてでしょう?下に行く程緑が多いです。5段目の下はきれいな水が勢いよく流れていますが、下へ行く程その水のエネルギーを受けるからでしょうか?梅も川に向かって枝を伸ばしていました。

穴を掘る人植える人、記録を取る人、皆んなでやると早いです。そして楽しいです! 新しい未来の世界を作るためにと頑張っていますが、やはりやっている人が楽しく嬉しくワクワクしてないと長続きしませんし魅力が無いです。楽しくやって行きます!

4段目も植えて行きます。余裕を持って植えているので、今後植えたいものがでてきても植えられますし、種からゆっくり育てた苗も植えて行けます。

丁寧に祈りを込めて・・

無事育ってくださいね。

きっと美味しい果実ができます。楽しみです。

畑には、ヒメオドリコソウが生えていました。私はホトケノザと間違えそうでした。

こちらがホトケノザです。比べればあきらかに違います。

きれいです。

何か食べられるものは無いかと探しました。「ハコベ」です。ハコベは地力が高い畑に生える代表的な雑草だそうです。

こちらは「カラスノエンドウ」です。まだ出始めです。昔は食用として広く流通してたそうです。

そして「ナズナ(ぺんぺん草)」春の七草の一つです。

3種類を生で食べた結果、個人的見解ですが、一番美味しかったのは「ナズナ」でした! さすが春の七草です。

5段目の畑も畝を作りましたが、この自然に生えて来た野菜を生かして奥の方だけを畝にしました。この野菜を間引き収穫しながら、菜の花も収穫し、種もたくさん採取する予定です。果樹も1〜2本この中に植えれば協生関係で良く育つと思います。

そして今日、この野菜の名前がわかりました。「かき菜です。」ネットで調べると、「かき菜(かきな)は、アブラナ科アブラナ属野菜。北関東(特に群馬県館林市や栃木県佐野市など両毛地域)で栽培される伝統野菜で、「なばな」と同系統だが、セイヨウアブラナではなく、在来種のアブラナまたはその変種と見られる。」と載っていました。冬の野菜が切れる時にかき菜だけが食べどきでした。寒さに強く、これが大事ですがなんと言っても美味しい!。皆んな大好きになりました。たくさん種をとって宝山の富士協生果樹農園でも蒔きたいと思います。

忘れていました。段々畑の側にあるこの広い畑も果樹を植えて行きます。冬の間も協生農法の見学や体験をしたい方々に来ていただけます。道沿いなので子供も年配の方も安心して畑に入っていただけます。まだまだ作業は続きます。

 

今日も一日ありがとうございます。

地球さんありがとうございます。

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久々の畑作業です