桜がチラホラ。ニワトコってな〜に

祈りの丘からの富士山。久しぶりに祈りの丘へ登って来ました。何か芽が出ていないかと探しました。

タラの芽が出ていましたが、まだ数十センチの幼木です。大きな古い木はほとんど枯れていました。

このブロッコリーのようなツボミをつけた木は何でしょう? きっと食べれると直感で思いました。

同じ木の若葉です。天ぷらにしたら美味しそうと思いました。植物に詳しいYさんにLINEで写真を送って聞きました。これはわからないかもなあ〜と思っていたら、「ニワトコ」だと返信が来ました。さすが Yさんです。ネットで調べると、映画ハリーポッターで最強の杖として登場するのがニワトコだそうです。エルダーフラワーと言う名でも呼ばれています。若芽や蕾は天ぷらにして食べられます。でも、弱い毒性があるのであまり大量に食べるとお腹を壊す人もいるので、食べ過ぎには注意が必要です。実は写真で見るとガマズミのような姿で同じように赤くなります。ジャムや果実酒にしたりお茶にしても飲めます。

(日本薬学会 HPより)ニワトコは生薬としても利用されます。茎はセッコツボク(接骨木)、葉はセッコツボクヨウ(接骨木葉)、花はセッコツボクカ(接骨木花)と、それぞれ呼びます。セッコツボクは粉末にしてオウバクと混ぜ、水を加えて練った物をガーゼに塗り、打撲傷やうち身に用いられます。セッコツボクヨウとセッコツボクカは煎じて服用することで利尿を目的に使われています。

茎、葉、実と全て役に立つ愛される木と書かれていました。偶然見つけた植物を調べると、古くから私達人間を助けてくれた生薬だったとか色々な事がわかり楽しいと思いました。

近いうちに、Yさんに植物の講習をお願いしたいと思いました。富士聖地を歩きながら植物の名前や特質などを教えて欲しいと思います。

祈りの丘から降りた駐車場脇に植えられたシダレザクラはまだ蕾でした。

シダレザクラの蕾です。結構濃いピンク色です。

ここから宝山の富士桜を見に行きました。

咲いていました! でもチラホラです。

この時期に咲くのは、やはり早いです。暖冬ですね。

真下から撮りました。花の中の様子が良くわかります。

一番日の当たる畑に「オオイヌノフグリ」が群生していました。

きれいな色です。

同じ場所に、「ヒメオドリコソウ」も群生していました。

仲良く協生しています。

100mの有用植物ゾーンにあるこのグチャグチャのツルはアケビです。

こんなに可愛いアケビの蕾と若葉です。富士宮市の方がやはり成長が速いし蕾も葉も大きいです。

これは何でしょう。クロモジの新芽と丸いのは花芽です。初めて見ました。これがどのように成長し変化してゆくか見て行きたいです。

少し降りた所の良く日の当たる場所の桜はかなり咲いていました。

もっと降りると、もっと咲いていました。

 

植物のことは何も知らない私ですが、写真を取るのは好きです。いつも感動して撮っています。なんて美しいんだろう、なんて崇高な姿なんだろう、自然はすごい! 無心で、ただただ讃えながら撮っています。私達人間も自然から、花や木や虫さんから人間てなんて美しいんだろうと思われる日が来ることを願います。そしてお互いに尊重し合い助け合い同じ自然の一部、ワンネスの世界を生きたいです。協生農法にはそのビジョンがしっかりと描かれています。

今日も一日ありがとうございます。

 

 

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