今年も協生茶を摘みました
昨日、精進川の畑の近くに協生茶を摘みに行きました。そして今日、一緒に行った地元協生農法仲間がLINEで写真を送ってくれたのでご紹介します。
きれいな色の新芽です。
土鍋で炒っています。
こちらはフライパンで炒っています。どちらも味は変わらなかったそうです。
美味しそうですね。
茶缶に入れて保存するそうです。
早速お茶を入れて飲んだらとても美味しかったそうです。
ここから自宅で撮った写真です。
連絡を受けて、干している葉っぱを一掴み炒ってみました。炒っている時に出たお茶の粉が香ばしい香りがしていたので、それでお茶を入れてみました。
葉っぱだと緑色ですが、ちょっと焦げた葉の粉だと茶色になります。この味結構好きです。番茶っぽいです。
今回は蒸さずに乾かしています。葉っぱはザルに、
枝ごとカットしたお茶は洗濯物干しに吊るして陰干しにしました。いろんなやり方をしてみたいと思います。昨年は軽く蒸して丁寧に炒りながら細く線状になるよう手揉みして、ちょっと上品な緑茶風なお茶を作りましたが、昔山仕事する人は、ヤカンだけもって山へ入り、昼の休憩に山に自生しているお茶を摘んで、火をおこし、ヤカンに茶葉を直接入れて炒り、そのまま水をヤカンに入れて沸かして飲んだと聞きました。それが大変美味しいと。そこで今回は蒸すという作業をやめて乾かすだけにして、より野性的にやってみようかなと思いました。次に摘みに行ったら、生のまま炒ってヤカンで煮出して飲んでみようと思います。
野人さんが2008年3月9日のブログで書いていたのですが、野人さんが仙人と呼んでいる方の家に行った時、「・・最初から気にはなっていたが、あまりにも不思議な味のお茶が美味しくて作り方を聞くと、やはり想像した通りだった。山には放任して大きくなった茶の木がたくさんあり、それをむしってきて蒸して陰干しにしただけらしい。普通の工程のように生葉を揉んで繊維を粉砕せず、乾いて揉めば細かくなって楽だと・・・味は本場のウーロン茶に近く、たまに不精すると「紅茶」になってしまうらしい。思わず「う~ん!」と唸って納得した。迷わず「極楽茶」と名づけて、今年はそれを作ることにした。・・」と載せていたので、次回は生のまま炒ってヤカンで煮出して飲んだら、残りは30秒ほど蒸して炒らずに陰干しにして、この極楽茶に挑戦してみようと思います。とにかくせっかく貴重な協生茶が手に入るので仲間と色々やってみます。
ここからは昨年のお茶作りの写真です。
30秒蒸せば良いようですが、1分蒸してしまったと思います。
ホットプレートを160度でキープします。
手で揉んでゆきますが、一方向にだけ揉み、往復は揉みません。
この写真を茶屋人さんに見せると、よく出来ていると褒めてくださいました。
揉みたてだからでしょうか、お湯を入れるとすぐに元の葉っぱの姿に戻りましたが美味しくいただきました。
昨年5月6日のブログからです「このお茶は、富士宮市の方で耕さず肥料も農薬も入っていない20年間も放置されていた協生茶です。野生の植物エネルギーがいただけます。人間にとって植物は消化するのにエネルギーがいるので内臓に負担がかかりますが、それをお茶として、消化しなくとも植物エネルギーを取る方法を考え出したのは、人類の素晴らしい発見だと野人さん(協生農法提唱者の大塚隆さん)は言っていました。」 ここの茶畑は仲間だけでは摘みきれません。もったいないので草刈りをする条件で毎年摘ませていただけるよう、私達に畑を貸してくださっている方が聞いてくださる事になりました。そうなれば協生農法見学者もお連れできますし、色んな可能性があります。
今日も一日ありがとうございます。
地球さんありがとうございます。