精進川の畑に協生キットを作り、通路の草を刈り、マイクロトマトの種を蒔きました。虫さん達が忙しそう
16日は精進川の畑に行きました。男性陣は協生キットを作っています。女性陣は隣の畑や田んぼとの境になる通路の草刈りをしました。そして1段目の畑の隅っこに小さな苗床を作ってマイクロトマトの種を2袋蒔きました。1袋に20粒しか入っていません。あまりにも小さな種なので指で摘んで蒔く時にどこに落ちたか見失うほどでした。固定種なので種を繋いで行けます。育ったら宝山にも植えます。仲間が昨年実験的に宝山で試すと育ったので大丈夫だと思います。またここまでの写真は作業に没頭していて撮り忘れました。この写真は畑に着いてからすでに1時間半経っています。
一番大きな富士協生果樹農園の畑です。ここに2個のキットを作ります。草を刈ってからシャベルで丸く畝を作ります。右の人は見学兼ボランテイアの若者です。近いうちに梅の栽培を協生農法でやりたいそうです。ぜひ実現して欲しいです。
掘り起こした草を除いて果樹を植えます。
ここには南高梅の苗木を植えました。後は野菜の種を蒔いて、苗を植え、芋類や豆類も植えると思います。ここは男性陣が中心で女性陣はお手伝いでやっているので何の野菜を植えるのか聞き忘れました。今日の男性スタッフは30代の若者が来て嬉しそうでした。これから協生農法仲間として良い関係が築けたら良いなと思いました。若者、頑張れ!
他の女性陣は草刈機で刈れない竹垣の周りを手がまで刈ったり、自分の担当の畝に野菜の種を蒔いたりしました。私は写真撮影をさせてもらいました。これは私の畝のイチゴです。
こちらはレタスです。周りのスギナを中心に色々な草が生えています。
これが一つの畝です。果樹を中心に右側にイチゴ、左にジャガイモ、果樹周りに島ラッキョウが植えてあります。この角度で見るとスギナだらけですが上から見るとちゃんと植えたものが見えます。スギナは柔らかくて手でもちぎれます。マイクロトマトの苗床にもスギナをちぎって土が乾燥しないように被せました。
男性陣がキットを作っている下の女性陣の畑です。奥右に梅の古木があります。左端の草が刈ってあるのは隣の畑との境の通路です。
ワオー! スターオブベツレヘムが立派に花を咲かせています。
こんなに咲いています。毎年美しい姿を見せてくれてありがとう!!
この蕾の姿も美しいです。
1段目の畑にも群生しています。
アッ! スナップエンドウに実がなりました。 早速かじってみると甘くて生でも美味しいです。
まだ細いのでこれからプックリして来ますね。
スナップエンドウの花です。前日の雨で濡れています。
横顔も綺麗です。
まだ実はなっていませんが、ソラマメも順調に育っています。
4段目の畑です。中村さんが写真を撮っています。
誰ですか? 後ろ姿がモフモフしています。
前から見るとハチでもアブでもありません。ホバリングしながら蜜を吸うので羽が写りません。そして動きが早くてカメラが追いつきません。この日の夜に NHKの「ダーウインが来た」を見ていると植物学者の牧野富太郎さんの特集をしていました。するとちょうどこの昆虫が出てきて、何とかツリアブと聞こえました。アプリで調べると「ビロウドツリアブ」です。
こちらは「イタドリハムシ」です。
「ホソヒラタアブ」
「モンシロチョウ」
「コアオハナムグリ」
こちらは調べきれませんでした。多分オサムシの一種だと思います。
ダイコンやブロッコリーの菜の花に種の入ったサヤが出来ていました。
一番多いカキナです。
種が入ったサヤがびっしり出来ています。もっと熟して茶色くなってサヤが弾ける寸前になったら倒します。近所の畑に飛んで行かないようにです。取れた大量の種は宝山の果樹周りに蒔きます。
「ヤマトシジミ」です。羽を広げると青っぽいグレーです。9〜16mmほどの小さな蝶です。低いところを飛び回っています。
モンシロチョウが葉っぱの上で休んでいます、水を飲んでいるのでしょうか。
「モンキチョウ」です。中々近くに止まらないので、ピントが甘いですがモンシロチョウより珍しいので撮れて嬉しいです。
収穫後、土の中に埋めておいたヤーコンの種芋を掘り出しました。もう立派な芽が出ています。里芋のような形の種芋がたくさんついて一固まりになっています。
結構な大きさで重いです。このサイズが何個もあります。これから宝山に行って、14日に作った畝に植えます。
1時間後、軽く食べてから宝山に集まりました。なんと和龍くんが来てくれました。これはヤーコンの固まりをバラした種芋です。畝に運んでくれました。
はじめに一畝に2列の穴を開けていきました。そこへ種芋を置いてゆき、たくさんの種芋をなるべく均等に分けて置きました。
皆んなで埋めて行きます。この日は宝山でも気温が20度を超えて暑かったです。精進川は24度まで上がりました。
ヤーコンを植え終えました。
3畝に植えても種芋が余ったので、畝ではなくシャベルで穴を掘っただけの所にも残りを植えました。これでも育ったらこの牧草の何処でも育てられます。宝山には畝に被せる草がないので周りにある枯れたススキを手がまで刈って被せていきました。
手がまではとても間に合わないので、私と中村さんが草刈機で刈って行きました。
全て被せ終えました。精進川ではスギナや柔らかい草がいっぱい出ていて、いくらでも乾燥除けのために草を被せられるのに、宝山では枯れたススキの葉しかありません。気温が5〜6度違うとこんなにも違うのですね。
この場所は草原と林の境目ですが、その境目にはノイバラの木がまるで垣根のようにぐるりを囲っています。中村さんがノイバラのギリギリきわを刈っています。今年は電柵内の果樹を整理して、30本ほど余る果樹を林の中の木を伐採して植えようと思っていましたが、このノイバラを刈って、果樹を周りに植えた方が管理がしやすいと思いました。皆んなと相談します。
本当に良いお天気でした。サツマイモは猪に食べられるので、電柵やネットの中でしか植えられませんが、このヤーコンとキクイモは外に植えても大丈夫だと思います。ネットで調べると、「猪が餌としての認識を持っていない地域では、イノシシノ被害が今の所ありません。 しかし別の地域では被害があります。 堀って地上に放っておいた菊芋を食べて餌の味と臭いを覚えたのかもしれません。野菜残渣をちゃんと処理しないと、野生動物にすればごちそうなので食べに来ますので、被害の元となり注意が必要です。」と書かれていました。収穫後に土の上に残さないように注意しなくてはいけません。
今日はたくさんの虫さん達に会いました。皆んな花から花へと忙しそうで、ゆっくり止まってくれないのは残念ですが、その喜びの歓喜のエネルギーが伝わってきて、私も嬉しくなりました。生きてるって喜びだと思いました。そんな全生命が歓喜に生きられる世界を創りたいです。
今日も一日ありがとうございます。
地球さんありがとうございます。