森で有用植物の探索、楽しいなあ

広い空に面白い雲が出ていました。ここは何処でしょうか?

今日は9月最後の日です。月日が経つのが本当に早いです。ここは富士聖地近隣の森の中です。

今日は植物に詳しい Y さんに、山の有用植物の探索と講習をお願いしました。

ガマズミです。今年は去年より実が少ないです。

きれいな赤です。これをホワイトリカーにつけて料理酒にします。美しいピンク色になります。

この後、アケビを収穫しました。サルナシはたくさんツルを見ましたが実が全然ありません。かろうじて5粒とって皆んなで一粒づつ味見しました。やはり美味しいです。そのまま食べられる野生の果実では最高ではないでしょうか。その後、協生農法仲間の山荘に行く途中で「ヤマブドウ」が群生していました。でも実はついていません。挿木用にツルを少しいただきました。標高1100mに生えているのでヤマブドウは寒さに強いのですね。富士協生果樹農園でも増やしたいです。

山荘の庭に紫の花が群生していました。

「トリカブト」です。 Y さんが教えてくれました。私は初めて見ます。花の中は渋い色でカッコいいと思いました。

こんな花も咲いていました。Y さんもわからないそうです。触ると結構硬いです。面白い形です。

ここの庭は一面バライチゴで、彼女はジュースやジャムを作っています。ちょうどお昼の時間になったので、彼女が焼いた手作りのサンショウ入りのパンやクッキーをご馳走になりました。パンには貴重なバライチゴやドラゴンフルーツのジャムをつけていただきました。何という贅沢でしょう!また、彼女は気づかなかったのですが、Y さんが「ニワトコ(エルダーフラワー)」や「クワノキ」を見つけました。木の側で日陰になっているので、もう少し日の当たる場所に移植した方が良いとアドバイスしていました。そして「ゼンマイ」もありました。開いた状態のゼンマイは初めて見ました。本当にごめんなさい。昼食に大満足して写真を撮るのを忘れていました。山荘のそばにもサルナシがいっぱいありましたが実がついていません。隔年結果だから今年は実がならない年なのでしょうか?それともオス木ばかりだったのでしょうか、わかりません。

せっかく聖地近くまで来たので、宝山にも行きました。14時50分の富士山です。

また写真を撮り忘れましたが、落ちているオニグルミの実を拾いました。草が刈られていないので草むらから実を探すのは大変でしたが、目がだんだん慣れてきて拾う事ができました。ヤマグリも見ましたが、全然実が無いし、下にもイガイガが落ちていませんでした。残念です。

あっという間に時間が過ぎました。気づけば15時半です。5時間以上歩き回っていましたが疲れません。ちびちび果実を摘んで食べていたことと、大自然に包まれエネルギーをいただいていたからでしょう。 あ〜楽しかった!

今日の収穫です。左がアケビ、右がガマズミ、後ろがオニグルミです。

 

帰ってから自宅隣の林に入って、またサンショウの実を取りました。自分用に追加で収穫しました。宝山で取って粉にしたものは少しの量ですが職員に味見してもらう予定です。

35袋以上作りました。皆んなの感想が楽しみです。

友人は、クルミユベシが食べたいと言って、2年前に取ったクルミを和ぐるみ割り器でバンバン割ってゆきました。中身は少なく取り出しにくく大変な作業です。殻の割れ目にうまく刃を当てるときれいに割れます。私は下手ですが彼女は一回で割れます。中身をほじくり出す専用の道具で出したものが右の皿に乗っています。本当に中身が少ないですが美味しいのです。ユベシ楽しみです!

 

山荘の協生農法仲間からラインでアケビの料理の写真が送られてきました。美味しそうです!アケビの皮を半分に切って、両面をオリーブオイルで焼いて、塩胡椒で味付けし中にチーズを入れて、味噌とマヨネーズとケチャップを混ぜたソースを塗って、サンショウの葉っぱを乗せたそうです。皆んな色々考えて挑戦するので頼もしいです。いつの日か宝山でも食べていただきたいです。

 

今日も一日ありがとうございます。

地球さんありがとうございます。

 

 

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