野人さん来たる 1日目 

12日、野人さんが視察と講習会を兼ねて来てくださいました。14時に精進川の畑に着かれ、5段目の自生しているカキナやコマツナから見ていただきました。

巨大なコマツナの葉を下の茎からかじって、雑味がなく美味しいと言われました。

4段目、3段目と上がっていきましたが、どの畑も野菜が見事になっていて、普通の協生農園では考えられないと言われました。溶岩で出来た石垣のエネルギーもあると思うが、石垣から離れた場所でも大きく育っているのはおかしい、他のエネルギーもあると思うと言われました。特に、ナスビは肥料喰いで、ムー農園(野人さんの協生農園)でも、1本のナスの木に2~3個しか実がつかない、ここはどうだ、と質問されました。ナスを作っていた仲間が10個から20個出来ましたと答えると、信じられんな、と驚かれました。また同じくカボチャのつるが四方に伸びているのを見て、これもあり得ないと言われ、これはもう土が出来上がっていると言っていました。

トマトが元気でブッシュ状態になっているのも驚かれ、食べてすぐ美味しいと言って絶賛されました。そして一番驚かれたのがキウイです。野人さんは果実の中で、シマサルナシが一番好きで、キウイが酸味があって一番嫌いだそうです。なのに私達のキウイを食べて、全く酸味がなく甘くて美味しいので、大好きなシマサルナシの上を行った、こんなキウイ食べたことがないと大感激していました。そしてこのキウイが2本の雌木から200個以上の実を付けているのにも驚いていました。「笑いが止まらんな。この土地を離すな。こんな土地は中々無いよ」とニコニコ顔で言いました。

 

15時半頃に宝山に着きました。

今年6月に伊勢から運んだ茶の木を移植した場所です。手前の列は溶岩を入れた上に移植しました、向こう側は何も入れていません。

左側が溶岩を入れた穴に移植した茶の木です。右側は何も入れていない茶の木です。夏の間は草に覆われて見えませんでしたが、草が枯れると、こんなに違う結果になっていました。同じ日に移植した茶の木だとは思えません。溶岩すごすぎます! 石英安山岩を入れた列の周りは異常に草が伸びて覆い被さっていました。なので石英安山岩が一番エネルギーがあると思っていたのですが、草に勢いを削がれたのか、溶岩の列と何もしない列との中間位の感じになっていました。写真はないのですが、今後も見守りたいと思います。

この日は大きな笠雲を被った富士山でした。

塩谷さんのにじいろ農園に育っているアキグミです。まだ少し早いですが皆んなで摘みました。

16時半頃に宝山を後にしました。

 

17時15分でしたが、準備ができたので夕食にしました。野人さんが素晴らしい猪肉を送ってくれたので、猪汁を作りました。中身の具材のうちサトイモ、大根、冬瓜、ネギは協生野菜です。この山荘の前日の宿泊者が12時まで滞在していたので、女性陣3人が精進川畑に行かずに作ってくれました。味噌は私の手作りです。味比べのために精進川の粒が小さい島ラッキョウと宝山の粒が大きな島ラッキョウもあります。モウイの酢漬けとカキナのナムル、大根葉とかつお節を混ぜたおにぎりもあります。野人さんにはいつも食べているという焼き鳥も用意しました。驚いたのは野菜をほとんど食べない野人さんが、カキナのナムルを美味しいなと言って丼の半分食べたことです。

食べがなら今日の畑の感想や、エネルギー論などの話をしてくださいました。精進川の土地も素晴らしかったが宝山も同じような土地だ、ただ気候が厳しいだけだと話されました。

私達が食べ始めてから、塩谷さん親子が桜エビのかき揚げを始めました。熱々を食べてもらおうという気持ちだと思います。サツマイモやジャガイモも揚げてくれました。本当に塩谷さんは愛が深いです。野人さんが塩谷さんの畑の巨大化した白菜を見て、塩谷さんの人柄が大きくさせたなと、冗談っぽく言ってましたが、その通りだと思います。本当にいつもありがとうございます。

この日は本当に嬉しかったです。野人さんから正式に協生農園として合格をいただいたからです。そして協生農法以上のエネルギーを持った素晴らしい土地だと分かったことも自信になりました。

13日の報告は明日にさせていただきます。

 

今日も一日ありがとうございます。

地球さんありがとうございます。