野人さんが来られました

報告が遅くなりましたが、13日、14日に協生農法提唱者の大塚隆(野人さん)が視察指導に来て下さいました。13日12時過ぎに新富士に着かれて、すぐに精進川の畑の視察です。

左の石垣の上は、昨年植えたトマトのこぼれた実から発芽し、地面を這ってブッシュになっています。野人さんは越冬するのはなかなか無いことだ、ここの土地だから出来るのだろうと言ってました。後からブログを調べると、ここは、4月8日に種蒔きをしたカレンジュラ(キンセンカ)を5月12日に移植した場所でした。6月下旬に開花し7月中旬に花が終わり草が生えて来た時に、トマトの苗を発見しました。また来年も生えて欲しいです。美味しくて甘いトマトでした。まだ青い実もたくさん付いています。

左は古木の梅がある畑です。盗られてしまったキウイの棚も見ていただきましたが、野人さんは盗りきれんくらいキウイを植えたら良いと言ってました。それもありですが、私たちは宝山に植えようと思っています。

2段目の塩谷さんの畝に生えるイタリアンパセリです。それから写真は撮り忘れましたが、野人さんがこれは何だ、と聞いたのがショウガの白い花でした。ショウガの背丈が私の身長より高かったのも不思議がっていました。何でこんなに大きいんだと聞かれても、この大きさしか見たことがないから、これが普通だと思っていたとしか答えられませんでした。

同じく2段目の玉ちゃんの畝のオリーブの木です。成長が著しいです。

4段目の畑に降りて来ました。左側にフェイジョアの木があります。

野人さんが良く育っていると感心していました。このフェイジョアは2022年2月に富士聖地から移植したものです。宝山に植えていましたが、弱っていてダメ元で事務棟横の日当たりの良い場所にポットに入れて置いていたものです。それを安田さんがなんとか助けたいと精進川の畑に持って来た10本のフェイジョアです。今はすごい勢いで伸びています。

2022年2月の精進川の畑に持って来た時の状態のフェイジョアです。育つのは厳しいと判断した時の赤いテープが付けられています。

文旦の木に実が付いています。1段目の甘夏の実より黄色くなるのが早いです。

5段目の畑です。自生しているカキナやコマツナが昨年と比べて小さいです。野人さんはこれからだと言ってました。

5段目の畑で記念写真です。

右下は4段目のフェイジョアです。

最後は1段目の畑です。

 

1時間以上精進川の畑を視察して14時45分に宝山に着きました。皆んな着る物が1枚増えています。5〜6度気温が低いです。

通路沿いのお茶の木を見ています。ここのお茶の木は一番早くて、2019年3月と2021年6月にに移植しました。

富士山を入れての記念写真です。

 

16時から山荘でお酒はありませんがおつまみを出しました。。協生農法の島ラッキョウを甘味噌をつけて食べます。昨年野人さんが美味しいと食べたので、カキナはナムルにしました。茹でピーナツは塩谷さんが作って来ました。この他に、この日畑で取ったツル紫のお浸しも出しましたが、カキナのナムルを上回る美味しさだと言われました。それから味噌が美味しいので送って欲しいとまで言われました。味噌は私の手作りで大豆は協生農法ではありませんが、皆さん美味しいと言ってくれます。

野人さんが猪肉を前日に送ってくれたので、午前中に女性陣が猪汁を作っておきました。具材の里芋と大根、ネギは協生野菜です。美味しくて皆んなおかわりをしました。誰かが汁かけご飯にするとすごく美味しいと言うので、何人も汁かけご飯にするために台所に行きました。野人さんもかなり美味しいと言っていました。

野人さんはここ富士ケ嶺の牛乳が大好きです。市販の牛乳の中で一番美味しいと言っています。野人さんは「生命エネルギー論」について話してくださいましたが、内容はまだ発表できません。来年2月頃に出版する予定ですので、はっきり決まったらお知らせします。ただ世の中の常識が根底から覆されます。野人さんのブログを読んでいる人にはわかると思います。

 

14日の朝8時半です。お日様が出ていると暖かくて気持ち良いです。

太陽が雲に隠れると急激に寒くなったので部屋に入りました。左の上杉君は右膝を負傷しているので、畑の視察中は車の中でした。記念写真にも写っていません。

野人さんは朝からお口も滑らかに話し続けて下さいます。私は精進川の畑は素晴らしい畑だけれども、来年は宝山に注力したいので、毎日収穫する葉物野菜はやらないこと、手のかからない芋類や大根、実野菜、山菜を中心にしていくことを伝えました。精進川畑に行くには片道1時間かかるので毎日収穫は今は止めると言いました。野人さんは葉物野菜はやろうと思えばいつでもその年にやれるから大丈夫だよと言ってくれました。そして宝山は果樹は厳しいので、今残った果樹を大切にしながら、お茶の木を種から増やしていったり、安田さんが作っている大実クワの苗を植えたり、自生しているクルミや山栗を増やして行けば良い、あと渋柿も良いと言ってくれました。

 

由佳会長代理と理事達にご挨拶する為に事務棟に寄りました。私が「野人さんが本が売れたら、宝山に色々な施設を建ててくれるんですって」と言うと、由佳先生も理事達も「ありがとうございます!ぜひお願いします!」と笑いながら答えていました。その後、野人さんが真面目に「協生農法も3〜4年後には世界中から人が集まるので、こちらで窓口になって欲しい」とお願いすると、「勿論、喜んで!」とおっしゃいました。共に世界のために働いていく仲間です。

外にお見送りに出て来られ、記念写真を撮りました。

この後、野人さんの乗った車が見えなくなるまで、皆んなで手を振ってお見送りしました。野人さんは車の中から手を振っていましたが、左右に振るのではなく、天皇陛下のように前後に手を振っていました。最後まで面白いです。

野人さんが帰った後、由佳先生と少しお話ししました。来年は宝山に力を入れますと言うと、ありがとうございます!と喜ばれ感謝して下さいました。作業時間の合う時があればお手伝いしたいとまでおっしゃって下さいました。励みになります。

野人さんは、精進川の畑で、人の活気というかエネルギーを感じる、皆んなのエネルギーが良いんだな、と言ってました。そう言えば塩谷さんの畑の野菜は良く育ちますし、安田さんが植えた木も良く育ちます。植物や木に対する愛が深いです。お二人は私の師匠です。精進川から宝山に行くと、広くて寒いこともありますが、少し寂しい感じがありました。もっともっと足を運んで、見て周り声をかけ交流が必要だと思いました。人間も生命エネルギー体ですから、その生命エネルギーを活用したいです。

 

今日も一日ありがとうございます。

地球さんありがとうございます。