精進川畑の草刈。昆虫界最強と言われるシオヤアブ

15日6時25分、富士聖地近くからの富士山です。

精進川の畑へ上杉淑さんと2人で向かっています。

足元に可愛らしいヒルガオが咲いていました。

 

精進川に着きました。梅の古木がある畑です。川が下に流れている場所に植えたキュウリの苗を見に行きましたが、水が好きなキュウリに水をあげていないのに元気でした。側に川が流れているからその水蒸気の影響かもしれません。この花はキュウリの横に咲いていました。「マルバアサガオ」です。葉っぱが丸くハート型です。初めて見ました。野生化したのですね。

横から見るとアサガオらしいです。

その隣の棚にはキウイの実がたくさん付いています。今年も豊作のようです。

ローゼルの花です。

中の大きな種を出してから塩漬けにすると、優しい梅干しのような味がします。そのままでもおにぎりに入れても美味しいです。

たくさんの実が付いています。この葉っぱもスープにすると酸味のある爽やかな味に仕上がります。暑い夏に飲むと本当に美味しいです。

花オクラがたくさん咲いていたので、全部は食べれませんが、5つ持ち帰りました。ネットで食べ方を調べると、「下のガクを切って真ん中の雌蕊と雄蕊が一体になった軸を取り除き、花びらを洗ってキッチンペーパーで水分をとって細く刻んでわさび醤油をかけて食べるとシャキシャキした歯応えもあり美味しくいただけます。」とあり作ってみましたが、美味しくて次回はもっと摘んで食べようと思いました。1日で咲いて萎んで終わるから勿体ないです。

 

この日の作業は、石垣の下と壁の草刈りです。ここは1段目と2段目の境の石垣です。

ヒモ状のナイロンコードの草刈機で石垣の下を刈って行き、上杉淑さんが壁の草を取って行きました。

綺麗になりました。ぐるっと畑周りを刈ってから、自分担当の畝周りの草も刈りました。この日の前日の夕方にこの草刈機のナイロンコードがなくなっていたので補充することにしましたが、いつも安田さんに手伝ってもらい1人でやった事がなかったので、上手く出来ませんでした、と言うかフタさえ開けられませんでした。そこでパソコンでユーチューブを見て調べました。そうすると1人でも出来ました。些細な事ですが嬉しかったです。出来ることが増えると小さな自信がついた感じになります。

 

ヤマトシジミです。

たぶんトノサマバッタだと思いますが、似ているクルマバッタかもしれません。

マリーゴールド

コガネムシ

 

1段目の女性陣共有の畑に、塩谷さんが植えてくれたヘチマです。

これはモウイの葉だと思います。

そしてカボチャです。カボチャが一番成長が早いです。みんな塩谷さんが植えてくれました。

この畑にあるポポーの木です。後のクワの木におされて弱々しかったのですが、昨年クワの木を伐採したので、ぐんぐん大きくなり、これがあのポポーの木だとわかるのに時間がかかりました。3m50cm以上あると思います。

少しカメラをずらすと、ポポーの左後にクワの葉が見えます。生えてこないように地面スレスレで伐採しましたが、一年で3mは伸びています。クワの生命力はすごいです。また短くカットしようと思いますが、葉をなんとか利用したいです。毎年新しい葉が生えて背丈も高くならず摘み取りやすいので活用出来たら良いと思います。

柿の木です。

4年目で色々な果樹に実がつき始めたようです。

ビワの木です。葉は虫除けスプレーや入浴剤に使用しています。みんなに一番活用されています。

ビワの葉ももっと活用したいです。入浴剤が一番良いように思います。

ミヤマアカネです。羽の先の上が白いので未成熟の若いオスです。

ハリカメムシ

ツユクサです。長い間楽しませてくれます。

ミヤマアカネの羽が太陽光で光っていたので撮りました。右上と左下の羽が輝いています。羽の先が白ではなくピンク色になっているので、先ほどの子とは違う成熟したオスです。

この中にいるのがわかりますか。

カメラを寄せると、可愛らしいバッタさんがいました。

ものすごい速さで移動する昆虫を見つけました。一瞬で次の葉っぱに飛びます。「シオヤアブ」です。

初めて見ましたが、尻尾の先に白いふわふわしたものが付いていて可愛らしいです。オスにだけ付いています。体長3cmほどの大きさしかありませんが、昆虫界最強と言われています。狩りは草や枝に止まって待ち伏せし、近くを通ったものに後から近づいて奇襲し、口吻(口先)を刺して仕留め体液を吸うそうです。なんと最強と言われるスズメバチやトンボ、カマキリまで襲います。正々堂々と正面からは無理ですが、待ち伏せし後から奇襲するという方法です。だから俊敏な動きだったのですね。いやあ出会って調べないと分からなかったことです。面白い。

富士協生果樹農園が借りている一番大きな畑の棚です。昨年は少ししかキウイは出来ていませんでしたが、今年は勢いもすごいし実も付いています。右がキウイで左はマタタビです。

棚の中にぶら下がっている実です。

協生キットとして丸い畝の真ん中に植えたポポーです。まだ実はつきませんが大きくなりました。

シオカラトンボ(ムギワラトンボ)です。

トンボってカッコいいですね。

ヤマトシジミの大きさは15mmと小さいので、何故上を向いているのだろうと思っていましたが、良く見ると顔では無くお尻でした。頭を花に突っ込んだ逆立ち状態でした。

7時前に畑に着きましたが、すでに暑かったです。強い日差しを背中に受けながらの草刈りでした。1時間位でへたってしまいました。梅ジュースを飲んでからは撮影をし、帰りにトマトや花オクラを収穫しました。9時に畑を出ましたが、すでに31度になっていました。

柳田さんがお兄さんの新盆(初盆)に茨城県牛久市に帰りましたが、暑くて眠れなかったそうです。クーラーしても途中で切ると暑くてパジャマが汗で濡れてしまったそうです。こちらに帰って来て、クーラーが無くても涼しい!と驚いていました。まだまだ河口湖町は涼しいのだなとわかりました。本当に年々暑さが厳しくなっています。クーラーが苦手な人は扇風機ではきついと思います。持病があると本当に体にこたえると思います。知り合いの70代の方が「誰か何とかしてよ!」と叫んでいました。辛すぎると何処にぶつけて良いのか分からない怒りが出てくるようです。文句を言えない動植物がひっそり死んでいっています。 2025年、日本が世界の平和への中心国になると言われています。どのようになっていくのか希望を持ちながら、自分の出来ることをやり続けたいです。

 

今日も一日ありがとうございます。

地球さんありがとうございます。