果樹周りと100mゾーンの草刈りをしました
11月1日、富士北麓からの富士山です。
午前中曇りで午後から雨の予報でしたが、富士山が姿を見せてくれました。
9時に宝山に着くと、富士山の頂上は雲に覆われていました。この日は新電柵内の果樹周りと100ゾーンの草刈りをします。
果樹周りの草刈りを始めてすぐに、安田さんが、弱って簡単に抜けてしまう果樹を見せてくれました。私も、枯れている果樹を何本も見つけました。2年前の2022年に旧電柵から移植しましたが、毎年枯れて少なくなりました。この根を見てわかるように根が広がっていません。安田さんは、一番の原因は厳しい北風のせいだけど、人が手をかけず何もしなかったことも一因だと話しました。全くその通りだと思います。協生農法は放置しても勝手に育つと思われていますが、野菜の苗や果樹の苗が水不足で死にそうだったら水をあげるし、草に負けそうだったら草をカットします。ここの果樹はそれに加えてモグラが根回りに穴を掘ります。対処法は何回も土の上から体重をかけて踏んで穴を塞ぐしかありません。今年はそれらを完全にやっていませんでした。内心は2022年、23年と弱る一方だったので、少しでも生き残って欲しいとは思っていましたが、半ば諦めていたと思います。
電動草刈機で安田さんが刈っています。
中村君は馬力のあるエンジン式の草刈機でガンガン刈っていきます。
手鎌の柳田さんは、100mゾーンのハリギリやサンショウ、ヤマウドやタラの芽を植えている場所の草を刈っています。ここは木が途切れている空き地のような空間なので、すごく背の高い草が枯れて突っ立っています。太くて硬いものもたくさんあります。草刈機で刈ろうと思っていたのですが、手鎌で刈ってくれていました。
橋本さんも手鎌でミョウガが植えてある場所の草を刈っています。
10時になると富士山の姿がだいぶ見えるようになりました。
この日は曇りのち雨の予報だったので富士山が入った写真は諦めていました。ちょっと頂上は見えませんが、富士山の元で作業をしている写真が撮れて良かったです。
果樹周りが終わって100mゾーンに向かっていると、飯岡さんが電柵周りの防草シートの外側の草を電線にかからないように刈ってくれていました。
100mゾーンに着くと、手鎌で刈っていた2人が小休止していました。ご苦労様です。
ミョウガや山菜がある場所に植えているニワトコの木が大きく成長し、枝が四方に伸び放題だったので、安田さんにお願いして剪定しました。ちょうど私が電動剪定バサミを持っていたのでそれで太い枝もカット出来ました。
皆んなで落ちた枝を短くカットして片付けています。
ニワトコの木です。ずいぶんスッキリしました。
100mゾーンを草刈機部隊で刈って行きます。男女2人づつ4人並んで刈っています。
門に向かって撮った写真です。
反対側に向いて撮った写真です。
安田さんは途中、伸びすぎて道に出ている枝をカットしています。
山菜や有用植物が植えてある、木が途絶えた空き地を刈った後です。
この日は12 ~13度で寒い位でしたが、途中から作業で暑くなりました。でも上着のヤッケを脱ぐだけでちょうど良かったと皆んな言っていました。最後までお天気がもって良かったです。
12時前に作業が終わって、柳田さんが朝から作ってくれたローゼルの塩漬けを刻んで入れたお稲荷さんを皆んなで食べて解散しました。歩いていると足に引っかかったノイバラの太いトゲです。薄いズボンだと傷つきます。
100mゾーンの道路に沿ってボタンヅルの葉が長い距離を横に張って伸びています。
よく見ると、花が終わって果実になっています。赤い部分が黒く熟して白い部分が開いてワタのようになって果実を包むような形態になります。そして自由に飛んでいくのですね。
宝山の作業が終わってやれやれです。次は11月5日に精進川の畑に集まります。スナップエンドウとニンニクを植えます。ニンニクは何処も売り切れていたので、スーパーで食用の有機ニンニクを買いました。
11月3日はネットで「五井先生感謝祭」があります。五井先生への感謝と来年に向けての抱負をお祈りしたいと思います。
今日も一日ありがとうございます。
地球さんありがとうございます。