サツマイモ、サトイモ、ショウガの収穫、カボチャはこれから、最後のモウイとトマト

8日、精進川の畑に向かっています。7日が初冠雪でしたが8日には消えています。平年より36日遅く、130年間で最も遅い記録を更新したそうです。

 

梅の古木がある畑の私が担当する場所のサツマイモを掘りました。ビワの木の周りに植えたものです。数は少ないですが美味しいので楽しみです。

バラバラな場所に3本のサトイモが出ていました。今年植えた場所では無いので、昨年掘り残したものから出てきたのだと思います。トマトも少し残っていました。

2段目の畑の私が植えたショウガです。

細長いヒダカボチャの種から育てたのに、丸い形になっています。

同じく2段目の塩谷さんが担当する畝です。塩谷さんから食べちゃってと言われているので、最後のモウイを10本程収穫しました。

3段目の塩谷さん担当の畝です。なんの果樹の木か分かりませんが、カボチャがぶら下がっています。

まだ低い木ですが、木の上に大きなカボチャの葉が被さっています。

隣の2本の畝にはヤーコンが育っています。そもそも3段目は富士協生果樹農園で借りていますが、手が回らないので女性陣に一畝づつ担当して野菜を作ってもらっています。ヤーコンはほとんど何もしなくても良いので毎年同じ畝に収穫した種芋を植えています。

ヤーコンの葉の上にバッタが止まっていました。

ヤーコンの花が綺麗です。咲いたばかりの瑞々しさを感じます。

ハラナガツチバチが止まりました。

こぼれ種から通り道に群生しているダイコンです。何本か間引きました。

こぼれ種から育ち地面を這っていたトマトです。そろそろ終わりです。

 

帰り道の田んぼと富士山です。

この日は女性陣3人で行きましたが、作業はそれぞれ別々の場所です。1人は仕事が忙しく中々来れないので大変です。私の担当の畝の写真ばかりですが、他のメンバーはもっとたくさん収穫している人もいます。

帰り支度をしていると、柳田さんが、富士協生果樹農園の大きい棚のキウイが1個もない!と叫んでいるので慌てて行くと、本当に全部無くなっていました。10日ほど前にネットを被せたばかりです。中村君が収穫したのかと思い、白光真宏会に電話すると、収穫してないと言いました。下にかじられたキウイは1個も落ちていないし、動物だとは考えられない感じです。もしかして人間? 人が盗ったのでしょうか? 本当に驚きましたしショックでした。梅の古木がある畑の女性陣の小さな棚のキウイは無事です。カメラを手にしていなかったので写真は撮っていません。本当に残念です。

 

鳴沢村の別荘地内の紅葉です。いつもより紅葉が遅いです。

久しぶりに伊勢で協生農法をやっている協生農法講師候補生の森さんのブログ「自然と暮らそう麦わら日和」を読むと、森さんの畑はなんと8回も盗難にあっていました。モウイは50本も盗られたそうです。ずっと種を繋いできたのに種が取れない状態だそうです。ビックリしました。悲しいですね。

最後は嬉しいお話をします。8日にお蕎麦を食べに行きましたが、そのお店は蕎麦だけでなく、古民家を一棟貸しされています。実は10月10日にお茶作りの慰労会を兼ねて4人で宿泊しました。囲炉裏を囲んで、聞いた事もない名前のキノコや釣ってこられたイワナや狩りをした鹿肉などを囲炉裏の炭で調理してくださいました。ご夫婦で料理をしてくれるのですが、とても美味しくて感動しました。その時にポットに入れて持ってきたお茶を、私たちが作ったお茶ですが、味見しますかと言って1杯出しました。とても美味しいと言ってくださり、協生農法のお話も手短にしました。そして女性陣7人で8日にお蕎麦を食べに行った時に、女将が「あの時飲んだお茶が忘れられない、今でも思い出します、仕入れさせていただけないでしょうか」と言われました。「〜!」と叫んでしまいました。雷が近くに落ちても、震度5の地震で揺れてもあまり驚かないのに、声まで出してしまいました。この女将さんは20年間も蕎麦の研究をし、今では遠くからもお客さんが来られ、予約が必要です。天ぷらも美味しく、丁寧な仕事ぶりが職人さんの雰囲気です。その美味しい料理を作る、妥協を許さない職人のような方からそんなことを言われ、本当に驚き本当に嬉しかったです。とりあえずプレゼントしますので飲んでくださいと言いました。私と柳田さんは鼻も舌も悪いのか美味しいけれど、あまり深く分かりません。親しい友人は好きだったコーヒーよりもこのお茶の方が良くなったと言っています。嫌な事もありますが、こうして嬉しいことがあると救われます。心が癒されます。

 

今日も一日ありがとうございます。

地球さんありがとうございます。