7月の富士聖地の植物ーその2
昨日の続きです。自然霊園を見てから宝山に上がりました。草原からの富士山です。
なんとyukinoさんが立ち乗り草刈機で草原の草を刈ってくれていました。一回これに乗って草を刈って見たいです。凸凹で結構揺れると思いますし、ほこりもすごくかぶると思います。移植した果樹の周りは草刈機で半分くらい刈っているので、またボチボチやれば良いと思います。
草原がスッキリしました。果樹の列と列の間の通路になる部分の草を刈ったわけですが、何も植えていないからと言ってそのままにすると、2m以上のセイタカアワダチソウやススキに覆われて、果樹を見に行くことさえ大変になります。また蒸し蒸しとして風通しが悪く果樹の生育にも良く無いと思います。
にじいろ農園を覗きました。 PictureThis(写真を撮ると植物の名前を検索してくれるアプリ)で調べると「セイヨウノコギリソウ」と出て来ました。
ツユクサが他の草に隠れるように咲いていました。
今日はたくさんモンシロチョウを見ました。「幼虫はアブラナ科の菜の花、キャベツ、ダイコンの葉を食べる。 成虫は、タンポポ、アブラナ、アザミなどの花の蜜を吸う。」(ネットより)
宝山の水くみ場に来ました。
まだ9時半です。もうすでに暑いです。28度位でしょうか、これで暑いと言ってたら都会の人に申し訳ないですね。
近くで初めて見る花が咲いていました。この子1本だけです。
PictureThisで調べると「ワスレグサ」と出て来ました。私はワスレナグサしか聞いた事がありません。
イヌゴマです。よく見ると可愛い花です。
宝山から野外会場に降りる道は砂利の坂道で急勾配なので大雨が降ると、砂利が削られて深い溝が出来てしまい、四駆の車でも通行出来ない程になってしまいます。それをいつも富士聖地の管理をしてくださっている上樹庭苑さんが元に戻してくださいます。本当に助かります。その坂道を下って野外会場に出る少し手前に、毎年タマアジサイが咲きます。
可愛いですね。
本当に玉のような蕾です。
その玉が割れて花が出てきます。
白く咲いているのは装飾花だそうです。
本当の花が開き始めています。タマアジサイはこれからまだまだ楽しめます。
事務棟まで降りて来ました。ヤマユリが咲いていました。見事です!!
見事に大きくなりますが、花が重すぎて支えられないようです。みんな倒れて地面スレスレで咲いています。
撮影する時は、しゃがみ込んでカメラも地面に近づけます。
花の位置から撮ると後ろの林が入ります。何故このような姿で咲くのでしょう? でもギリギリ土にはつかないので、微生物に食べられて痛む事はありません。
この後、植物に詳しい Y さんと事務棟でお話ししました。Y さんはブログが更新されてない事を心配してくれていました。これから100mゾーンに富士聖地に自生する山野草を移植したい事を話しました。今育てている本命のマタタビやサルナシはもちろん大切ですが、食べられるものだけにこだわらず、いつも癒してくれる富士聖地に咲く花々や花木も移植したいとお話ししました。昨日撮った花々やヤマオダマキ、ヤマホタルブクロ、これからはツリフネソウもあります。仲間に提案された、ヤマアジサイやガクアジサイ、タマアジサイ、ウツギ等も綺麗です。草原の果樹が育つには時間がかかりますが、この100mゾーンが先に充実すれば、協生農法の見学を公に開催できると思います。もちろんコロナが治ってからですが。その他、山菜や Y さんが育ててくれているムベや大きな実がなるクワの木も移植します。ムベは寒冷地に耐えられるかどうか試すしかありませんがやってみる価値は大いにあります。ちょっと積んでお茶にできるハーブやサラダを彩る小さな花もあったら良いですね。
帰り際に、ネムノキの花を見に行きました。
野人さんのブログから「・・樹木の下で野菜の生育が良くなるのは、木のエネルギーの影響。特に、枝葉から滴る樹木のエネルギーを帯びた雨水のおかげだ。樹木は密生しない限り寒冷紗のように適度な木陰を作り、イネ科の生育を抑え、表土に生物多様性をもたらすが、密生、あるいは大木に成長するほど葉の密度が増して陽光を遮るようになる。その樹木の中に、大木に育っても陽光を遮らず横に広がり、軒下の多くの植物に恩恵をもたらす神様のような樹木がある。それが合歓の木であり、寒冷紗の役割を果たしている。雨が降れば広範囲にわたって樹木エネルギーの水滴を落とす・・・」 優しい優しいネムノキ、大好きになりました。
クロアゲハです。
こんなに大きくなります。 もちろん100mゾーンにもネムノキを植えます。
ネムノキの近くにヤマアジサイが咲いていました。
12時半頃の帰り道の富士山です。
朝は逆光気味なので見えませんが、山肌の色が良く見えるようになりました。夕方はもっと良く見えます。今茶色く見える部分が赤に近い色になります。
今日も一日ありがとうございます。
地球さんありがとうございます。