100mゾーンに山野草やサルナシなどを移植しました
昨日28日、8時30分の宝山です。24日に8人で100mゾーンの草刈りをしましたが、この日は山野草やサルナシ等の移植をするので、その下準備をしています。
移植する場所の穴を掘りやすくするために短く草を刈っています。
そこにスコップで穴を掘って行きます。石があったり色々な根が張っていました。
どの位の量を持って来れるのかわからないので、少し小さめに掘りました。
掘った草の根に付いた土を叩き落としても土が少なくなる場合があるので、土を運んで用意しておきます。移植後にあげる水も用意しました。
1時間後に事務棟横で植物に詳しい Y さんと合流しました。そして一昨年や昨年から挿木で育てているサルナシなどのポットを運ぶ為にトラックに積んで行きました。
サルナシが10本位、マタタビが猫達に遊ばれたりして2本だけ、思いがけずカジイチゴ(写真手前の背が高い苗)も5本ありました。あとはヤマブドウ、クロモジが各1本です。これらをまず軽トラックに積んでから、山野草を取りに行きました。
事務棟近くのヤマオダマキの葉です。ツバキの木の下で道路のきわに咲いています。スコップで掘ろうとすると、カチンッと音がして掘れません。アスファルトの隙間から生えていたのでした。仕方ないのでなるべく根が一緒についてくるように、手で真っ直ぐ上に引き上げました。こんな厳しい環境の所で生えている事に驚きました。
花はこんな姿です。(6/13撮影)
次は「ヤマホタルブクロ」です。正門から入って中央広場に出る所です。この子もアスファルトの隙間から生えていました。
強い子達です。同じく手でそっと引き抜きました。
県道から富士聖地に入ってすぐの場所に「ウツボグサ」が咲いています。ここはスコップで掘れました。
ウツボグサ(7/20撮影) 他にチダケサシやギボウシ、オトギリソウも掘りましたが写真は撮り忘れました。
全部をトラックに載せて、100mゾーンに並べました。
ヤマオダマキはたくさん持って来たので、前もって掘っていた穴を大きくしています。
ヤマオダマキを植えて行きました。後ろでも他の植物を植えています。
ウツボグサも植えました。
ギボウシです。花は咲いていましたが折れたのでカットしました。ギボウシは2本持って来ました。
ギボウシの花(7/20撮影)
ヤマホタルブクロも植えました。
カジイチゴ3本は日当たりの良い場所に植えました。
カジイチゴ2本は木の側の半日陰に植えました。育ち具合を比べて見ます。去年植えたものはシカにかじられたので、シカ避けに凄い効果がある風車を立てています。
道路から撮影していますが、奥の方で Y さんがサルナシを植えています。
これは昨年、野人さんからいただいたサルナシです。大きめの実が付くそうです。
良い感じです。
右端からウツボグサ、背の高いピンク色の花がチダケサシ、左奥がヤマオダマキです。山野草は道路沿いに植えました。24日に鬱蒼と生えていた草を刈ったので道路から向こう側の草原が良く見えます。協生農法では有用植物の生育を遮らない限り草を刈らなくても良いのですが、草の根は抜かずに草を短くしてどんどん山野草だけではなく山菜や蔓性植物(サルナシ、マタタビ、アケビ、ムベ、ムカゴ)を増やして行きます。今後は Y さんが挿木で育てているヤマアジサイやウツギも増やし、花はヤマユリや、これから咲くツリフネソウも移植したいです。子供や高齢者も安心して歩けて、見ても美しく、摘んで食べても美味しいゾーンにして行きます。
チダケサシの花(7/24撮影)
ヤマユリ(7/20撮影)
ツリフネソウ(2019/8/26撮影)
この中にはマタタビの苗が左右に2本植えてあります。野良のネコちゃんがいるので、猫除けのネットを張りました。蔓性植物は全て木に巻き付くように木のそばに植えています。全ての作業が終わるのに4時間かかりました。女性陣は帰ってからそのまま寝入ってしまった人もいます。ありがとうございます。もう一人は美味しいアイスを食べてソフアに横になった途端、やはり寝落ちしたそうです。朝の4時半まで・・・ そして今日は朝6時に出発して女性陣3人で精進川の草を刈りました。作業中の写真はありませんが、また明日ご報告します。
今日も一日ありがとうございます。
地球さんありがとうございます。