風車を80本立てました〜

久しぶりに富士山の姿が見えました。

雲もあり霞んでいます。雪がずいぶん減りました。

こちらは5月3日の富士山です。まだこんなに雪が残っていました。

今日19日は富士聖地の宝山に来ました。これは何でしょう。協生農法仲間がコツコツと作り続けた風車です。53個もあります。

草原に移植した果樹に一本づつ立てて行きます。

支柱になる棒や竹に、結束バンドで風車をつけます。

それを1列に10本、4列で40本植えた果樹の側に立てました。モグラ避けです。電柵内の果樹苗床では、モグラの掘った穴が、多くの果樹の根を空気に触れさせ枯らしました。今回は新しく移植したばかりで、まだモグラの穴はありません。これでモグラが来なければ、風車は効果があるとわかります。

結構回ります。風が来るとグルグルではなくビュンビュンとすごい勢いで回ります。中に丸いビーズを入れているので回るとガラガラと大きな音を立てます。モグラは目が見えないので感覚が敏感で、音の振動をキャッチし嫌がるといいます。でも以前モグラ避けの定期的に自動で音が鳴る装置を設置した時、その周りは穴だらけになりました。まるでモグラ達が何だ何だと寄って来たみたいでした。今回はどうでしょう?一本の果樹に一本の大きな音が鳴る風車は効果があるように思うのですが・・・

この風車は一番回っていました。少しの風で回ります。色もステキです。 風車を立てながら、たくさん採れた野菜のカキ菜の種を蒔いて行きました。収穫できなくても下草がわりになれば良いと思います。

一本の果樹の先端がかじられています。

かじられたと思う先っぽが落ちていました。

食べていないという事はシカでは無いという事なのか?? カラスが遊んだ? 風で折れた? わかりません。でもシカだとしたら、臆病なので風車の音はビックリして近付かないのではと期待します。まだ残り70本移植するまで電柵を設置できないので、モグラだけではなくシカ避けにもなればありがたいです。

富士協生果樹農園から見える富士山です。お顔が見えました。

お茶の木に新芽が出ていました。枯れそうな茶木の側にも風車を立てる事にしました。

右側は2020年に伊勢の野人さんが管理する茶畑からいただいたものです。左側は昨年植える予定で掘っておいた穴ですが、茶木の数が足りずそのままになっています。今年6月にまたいただきに行くので、ここも埋めたいと思います。メインは移植する110本の果樹の隣に、45mの長さの茶木の列を2本で90m作りたいです。300〜400本の茶木を運ぶ予定です。

ここからは2列になっています。

一番奥の方は枯れそうな、葉がほとんど無い木が続きます。やはりモグラの穴がありました。

風車を立てる前に茶木の根元の草を手がまで刈りました。私は草刈機で茶木を切らないよう注意しながら刈りました。

途中、支柱が足りないので竹林に竹を取りに行きました。竹の支柱は28本作りました。

そして、枯れそうな茶木の側にたくさん風車を立てました。このあたりの土の中は風車のガラガラ鳴る音の振動が響きわたるはずです。期待します・・

40本以上は立てました。53個作ってくれた仲間にまた作って欲しいとお願いしました。これからまだ70本果樹を移植しますし、効果があれば残った果樹苗床の果樹たちにも風車をつけてあげたいからです。

この風車ステキですね。日光に当たって徐々に色はあせると思いますがしばらくは楽しめます。

本当のところ、一番心配なのはカラスです。近くに有機性廃棄物の処理場があるのでカラスが500羽はいると思います。果樹が出来るようになると全部食べられるかもしれないと思っています。カラスは賢いので何でもオモチャにして遊びます。風車も回っている時は見てるだけでしょうが、止まると何をするかわかりません。バラバラにされない事を祈ります。カラスについては今後の状況をまたお伝えします。

今日は草原と茶木に合計80本以上の風車を立てました。夢中で作業していたので気が付けば5時間半も経っていました。もちろん帰りはみんなでソフトクリームやケーキセットをいただきました。

 

今日も一日ありがとうございます。

地球さんありがとうございます。

 

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