草原にネムノキを移植しました

自宅の河口湖町は雨でしたので、今日の作業はカッパを着てやる覚悟をしていました。しかし富士聖地に近づくほど雨が上がり曇り空になり、到着した時にはこんなに晴れていました。この後は雲が多くなり富士山も隠れてしまいました。

ネムノキの苗木20本です。今日はこれを草原に移植してゆきます。草原に直接穴を掘って植えてゆけば簡単なのですが、今回は土をおわんを伏せた形に盛り、その真ん中に苗木を植えて、苗木の周りにカモミールの種をまいてゆきます。

まずは、移植する場所をなるべくススキの近くに決めて支柱を立て、草を直径2m程の円形に刈りました。ススキの側に植えることによって、大きく育ったら木の葉が広がりその影になったススキが衰退するようにと考えています。

円形に刈っています。

草を刈った場所に土を盛り苗木を植えました。この土は P4駐車場の土をユンボで削り軽トラックに積んで宝山まで運びました。一本につき軽トラック一杯分の土です。

軽トラックが一台しかなく土が運ばれるのを待つ時間がもったいないので、先に全ての果樹の苗木に油かすを少しだけ撒きました。人手が多いので早く終わりました。気温が20度を超え蒸し暑く喉が渇くので、皆さんに水を配り休憩していただきました。

ここは寒さが厳しく、苗木の成長が芳しくないです。やっと冬を乗り越えた子もこの夏の暑さや長雨で枯れてしまった子もいます。富士宮の方でも今年から果樹の苗木を育てていますが、富士宮の子たちの方が元気に育っています。実がなるまでは元気がなかったら油かすをあげたら良いと野人さんに言われています。

丸く草を刈り、土を盛ってから真ん中に穴を掘り、少しだけ油かすを撒き、また土を被せ苗木をポットから出し、根がビッシリ巻いているので軽くほぐしてから植えました。苗木の周りにカモミールの種を蒔き軽く草を被せて、支柱を苗木にもしてあげてから、鹿に食べられないように3本支柱を立ててアミの袋を被せ洗濯バサミで止めました。

結局、土を盛ったやり方は時間がかかるので9本だけにして、後はクワやスコップで芝を剥ぎ取り土を掘って植えていきました。これは重労働でしたが女性陣が頑張りました。支柱も足らなったので仮止めをして明日にやり直す予定です。

面白い景色になりました。一本一本は6m以上離しているのでのびのびと育って欲しいです。

 

お茶の木に花が咲いていました! 食べると初めは一瞬甘く感じたのですが、すぐに渋くなりました。

別館の近くに金木犀の木があります。とても良い香りがしています。

こういう葉っぱでこういう花なのですね。じっくり見たことがなかったです。

ちょっと固そうな花びらです。何とも言えない香りです。癒されます。

明日も作業です。女性陣は、ネムノキの苗木に支柱を足して、しっかりアミを被せていきます。また敷地内のクワの木の幼木を掘って草原に移植します。事務棟前に可愛らしいネムノキの幼木が生えているのでそれも掘って100mゾーンに移植します。

男性陣は強力な助っ人が2人増えて、オニグルミの幼木が固まって生えて林のようになっているので、2mの高さにカットして、日を遮るような枝もカットして、つる性のサルナシやマタタビ、アケビの支柱に使います。何年か経てばつる性植物の林になる予定です。また林の中のベリー類の日差しを遮っている枝もカットしてゆきます。高所での作業なので注意が必要です。

さあ明日も頑張ろう!

 

今日も一日ありがとうございます。

地球さんありがとうございます。