精進川畑の草刈り・梅が色づき始めました!
昨日5月1日は、精進川の畑へ行きました。
女性陣で借りている、樹齢80年の梅の古木がある畑です。ここは一番後回しになっていたのですが、草が伸びてきたので皆んなで草刈りに来ました。特に果樹周りを中心に手ガマで刈り、私は草刈機で通路を刈りました。
上の畑との境目の石垣の所を刈りました。金属の歯では石に当たって火花が散るので、ナイロンコードといってナイロンのひものようなものが高速で回転して草を刈るもので刈りました。これなら石に当たってもしなやかなので大丈夫だし、怪我も少ないです。この時期の柔らかい草ならこれで十分です。
畑の入り口には昨年移植したコゴミが育っています。
コゴミを残して石垣のきわをずっと奥まで刈り、道をつけました。
他の3人も畝の草を刈り一休みです。
一応これでも草を刈った後です。抜き取らずカマで刈るだけなので、土が見えず刈ったかどうか分かりずらいです。ここはまだほとんど何も種を蒔いていないので、これから育苗した苗を植えていく予定です。
畑の奥の方から撮っています。道がわかります。(この写真はKさん提供)
梅の古木の下の草も刈りました。昨年左側の枯れた枝を落としました。ものすごい量のツタが絡まり、その重みで折れたり枯れたりしていました。付け根から伸び上がったつるは太くて梅の木に食い込み、オノやノコで切らないと手で剥がすことは出来ませんでした。ツタは左の川の方ばかりに巻き付いていたので、川の山水エネルギーを求めての事だと思います。
少し右側から撮ると左の枝の無さがわかりません。今年も完熟梅をいただきます。熟して落ちてくる梅の実を拾うために木の下にネットをはります。昨年は完熟梅の梅ジュースで夏の暑さを乗り越えられました。
梅の木の後ろにある畑には風邪で落とされたのか、1〜2cmの小さな実がたくさん落ちていました。半分以上は落ちたのではと思う位でした。生き残った実は貴重なのですね。
良く見ると梅のみが色づいていました。
可愛い。
こっちも。
無事育ってください。
この畑には、昨年宝山から持ってきたフキを移植しました。棚と垣根の間ですが、大きく育っていました。
これはなんでしょう? キウイの蕾です。うぶ毛だらけで可愛らしいです。
少し開いています。
開花した花です。
キウイ、楽しみです。
大根の菜花です。
黄色の菜花を見慣れているので、白は新鮮です。
キヌサヤがたくさん実をつけていました。今日2日、このキヌサヤを植えた仲間から収穫したものをいただきました。茹であがったものを一ついただきましたが、本当に甘くて美味しいです。これから卵とじでいただきます!
白菜の菜花です。
たくさんの種が取れそうです。アブラナ科は他にもカキナの種が大量に取れます。白菜は巻かなくても良いので、宝山の草原に果樹を定植していった後の果樹周りに下草がわりに蒔きます。それでないとまた牧草に覆われてしまいます。広大な面積なので、なるべく種は自家採取していきたいです。
菜の花にこんな子がいました。とても小さな子です。ネットで調べると「ヒメヒラタアブ」という名前でした。羽が虹色に見えます。きれいです。
ついでに近くにはこんな子がいました。「ナガメ(菜亀:菜の花につく亀虫)」。虫の嫌いな人、ごめんなさい。私は面白いと思います。なかなか素敵なデザインだと思います。
次は3段目の畑に行きました。それぞれ担当している畝の草を刈りました。
私は2段目と3段目の石垣のきわを刈ってゆきました。
畑に一箇所水が入ってきています。1ヶ月ほど前にかなり入って来て、男性スタッフが上の田んぼの人に話すと、多分モグラが田んぼに穴を開けそのまま下の畑まで掘ったからだと思うという事でした。その時は水を張っただけで、これから土をかくとその泥で穴が塞がるかも知れないという事でした。本当に土をかいて泥状になってから水が止まったように思ったのですが、また出て来ました。畑の入り口付近なので、その水を避けた場所から植え付けしたら良いと思いますが、いずれ何とかしたいです。この石垣の隙間をセメントで塗っても、他の隙間から出てくると思います。宝山だけでなくモグラはここでも大変です。なんとか仲良くやってゆきたいのですが・・
たった一箇所でも水は溜まっていきます。
育苗しているポットをのぞきました。
ヘチマは順調です。
バターナッツ南瓜が一番成長が早いです。本葉が大きくなって来ました。ウリ科は早いです。
こちらはトマトです。
種がもったいないので、一ポット一粒だったのですが、三粒入ったのですね。「ボルゲーゼトマト」です。ドライにして料理に使うと美味しいそうです。
こちらは「イエローパーフェクション トマト」の苗です。黄色い実が甘くて美味しいです。トマトは成長がゆっくりです。
不織布は水を通しにくいので、あんなに雨が降ったのに乾いたポットがありました。なので一応全部のポットに水をあげました。
一段目の畑のスナップエンドウをいただきました。まだまだ実がなり楽しめそうです。
昨年は地這い(じばい)で育てて、あまり収穫できなかったので、今年は富士聖地の笹や竹を支柱にしました。そうすると見事に実がなりました。実野菜のカボチャやウリ、ヘチマ、トマト、キュウリ等も竹の支柱ありでやってみます。上の田んぼのおじさんが「肥料もやらずにちゃんと育ってるな、すごいな」と言ってくれました。
もっとパンパンにぷっくりした時が食べごろです。生でも甘くて美味しいですが天ぷらにすると格段に美味しいです。協生仲間が教えてくれました。
一段目の畑に自生するハルジオン
この姿のハルジオンも好きです。
あっという間に「ヘビイチゴ」が出て来ました。
食べても無味無臭で美味しいものではないけれど、ヘビイチゴにそっくりでサイズが大きいヤブヘビイチゴは少しは美味しかったような記憶があります。ヘビイチゴは良く毒があると言われますが、毒はありません。食べてみてください。
イチジクの木に小さな実がたくさんついていました。
今年は食べる事が出来るのでしょうか。他の畑は昨年の春から始まりましたが、この一段目の畑だけは一昨年の春から始めています。なので他の畑よりも果樹が一年分大きいです。
この畑にはクローバー(シロツメクサ)も群生しています。
虫嫌いな人、またごめんなさい。ネットで調べると「ニホンカブラハバチ」だそうです。この子も羽を広げたら、きっと虹色に見えそうな気がします。
クローバーなので四葉を探すとすぐそばにありました。数秒で見つけられました。嬉しいです!
皆んなを呼んで見せると、一人がすぐにもう一つの四葉を見つけました。よかったね!
連休中なので、7時に出て8時から作業し、11時に終わりました。帰りは混むか心配しましたが、一部分ノロノロ運転があっただけで、それも裏道を走ったので大丈夫でした。やはりまだコロナ前の状態にはなりません。
明日は午前中に宝山に撮影に行く予定です。ヒメリンゴの花が綺麗に咲いているのですが、お天気に恵まれず撮れていません。明日は天気が良いようなので楽しみです。
今日も一日ありがとうございます。
地球さんありがとうございます。