昨日の作業報告の続きです

昨日の続きです。

昨日は100mゾーンの草刈りもしました。100mゾーンとは、宝山入口から入って道路沿いに100m以上並んで自生している木々の事を言ってます。ここに富士聖地で自生している有用植物をなるべくたくさん移植したり挿木して、広い敷地内を歩き回らなくてもここで全てを見る事ができるようにしたら良いと、野人さんからアドバイスをいただいています。

草を刈ってゆくと、

タラが自生していました。100mゾーンには無いと思っていたので、他の場所から移植する予定でしたが、4株並んで自生しているので移植せずに済みそうです。今まで見つけられなかったのが不思議です。

Y さんがクワの木を救っています。この場所はちょうど木が途切れて空き地になっているので、ここに色々と植えています。クワは地面に横たわっていて一見太いツル性の植物に見えました。葉が出て来ないと分かりませんが、私は葉っぱが出て来てもわかりません。

クワの葉です。ネットで調べると「クワの葉は、ハート形をしているものもあれば、切れ込みが入っているものもあります。同じ切れ込みでも規則的なものも不規則的なものもあるし、同じ木の中で大きさも形もさまざまな場合もあり、同じ種類とは思えないものもあります。これは、もともとクワに「異型葉」という性質があるためで、虫に食べられたからではありません(笑)。このクワが「異型葉」である理由は解明されていないようですが、若い木ほど切れ込みの深い葉が多く、老木になると一定のハート形になるようです」とあります。この子は若い木なのですね。

これは6月15日に撮影したクワの葉と実です。大きな古い木なので、葉に切れ込みがありません。

一番気になっていたグミです。挿木にしたのですが10本中2本育っています。少なくても嬉しいです。

コゴミですが、一緒にミョウガがついて来ました。たくさん自生している場所があるのでもっと移植する予定です。

ヤマウドです。移植した時の葉は枯れましたが、若い葉が出ています。強いですね。

ハリギリです。一回全ての葉が落ちて坊主になってしまい、もうダメかなと思いましたが、また葉が出て来ました。葉がなければ、ただの棒が突っ立っている感じでした。

トゲが立派です。葉の形がキリの葉に似ていて針があるからハリギリというらしいです。

6月18日に移植した時のハリギリの写真です。葉っぱがいっぱいついていました。

一本しか移植できなかった貴重なコシアブラです。たった一枚残った葉と、新しく出て来た新芽です。

この葉の形を覚えてコシアブラを探したいです。

6月18日に移植した時のコシアブラの写真です。やはり葉っぱがたくさんついていました。

ニワトコ(エルダーフラワー)です。移植した葉は落ちましたが、小さな新芽が出て来てくれました。

こちらのニワトコは元気に育っています。100mゾーンには他にホオノキ、サンショウの木を植えています。

こちらは、林の入口手前にある元畑内に育つ大豆です。量は少ないので、しっかりこの土地の情報を伝えられた種をとって来年に播きたいと思います。

同じ畑に、サツマイモが元気に育っています。

サトイモです。同僚からいただいサトイモを種芋にとっておいたのですが、干からびてカチカチになってしまいました。それを S さんに託すと見事に復元させて植えてくれました。生命力の強さにも驚きます。

サトイモと仲良く育つこぼれ種から育ったアカジソです。生き生きしています。

 

こちらは、草原に植えたキクイモです。何回かシカにかじられています。

でもまた横から新しく生えて来ます。だいぶ数は減りましたがシカ対策をすれば草原でも育ちそうです。周りを草で囲んで隠すか、イバラの枝を挿して鹿が食べるのを諦めるようにするか考えたいです。

林のネットのそばに自生しているバライチゴです。甘みは少ないですが大きくてジューシーなので喉が渇いた時はありがたくいただきます。

以上で昨日の作業報告は終了です。

 

今日も一日ありがとうございます。

地球さんありがとうございます。