早春の花、キクザキイチゲ
24日のご報告を昨日と今日の2回に分けてしています。昨日は精進川の畑の報告でしたが、今日は富士聖地の植物の報告です。22日に yukino さんから教えてもらっていたのですが、雨が降り撮れなかった「キクザキイチゲ」の花です。ネットで調べると「春のはかない草花」(スプリングエフェメラル)の代表的な早春植物である、と書かれていました。初めて見ました。
畑に行く前の8時20分頃ですが、まだ花が下向き加減で完全に目覚めていない様な感じでした。本館西口前の片隅にひっそりと群生していました。
同じく西口前にこのスイセンがポツンと咲いていました。
場所が変わって、ピースパス入り口から大世界地図に上る小道の右側にある桜はまだ蕾でした。先っぽが少し開いています。
その隣の桜の木はまた違う種類で、葉っぱから開いています。
小道の左側にはアケビの若葉と蕾が出ていました。とても小さいです。昨年はこのアケビの雄花と雌花を撮りました。ここまでが精進川の畑へ行く前に富士聖地で撮影したものです。
ここからは畑作業を終えて富士聖地に13時40分頃に戻り撮影したものです。
バイオマストイレ(自己完結型の循環式トイレ・<無臭><無排水><無汚泥>)の前にニョキニョキと生えるのは、タラの木でした。
トゲに当たると痛いです。ここの地盤は硬いのですが、可能なら宝山に移植したいです。
先っぽに2〜3mmの小さな虫が止まっていました。
横向きの方がカッコいいですね。
祈りの丘に咲く貴重な絶滅危惧種のキスミレです。昔はたくさん群生していたのですが、盗掘にあって見なくなっていたのですが、昨年2〜3株見つけた同じ場所に咲いていました。また増えて欲しいですね。
祈りの丘からのピースポールと富士山です。
春らしいのどかな景色です。のほほんとして眠くなってしまいます。
祈りの丘近くで自生するヨモギとワラビを探しましたがまだこれからでした。
また、朝に見た本館西口前に行きました。スイセンです。
朝は眠っている様に下を向いて花びらを閉じている子が多かったのですが、今は皆んな目覚めて開いています。白から薄紫、濃い紫色と花の色が違います。覚えておきたいです「キクザキイチゲ」の花。
キクザキイチゲの花言葉は「静かな瞳」です。
3月6日に富士協生果樹農園のススキの草原の中に移植したアマンドウを見にきました。アマンドウは甲州弁で「小さな柿」という意味で、その小ささからマメガキと呼ばれる、柿の原種といわれている品種です。
今はほとんど見られませんが、寒さに強く1月でも干し柿状態になった2〜3cmの実が付いています。鳥たちの貴重な食料です。この木を草原に増やしてゆきたいです。ネムノキやクワの木もどんどん増やします。ススキを衰退させるには木を成長させて日陰を作り出すしかないからです。この草原にススキに負けずに自生している木があります。オニグルミの木です。リスなどのげっ歯類が埋めて堀り忘れた種が育ったものです。ススキに負けないこの子達も大切に見守って行きたいです。
100mゾーンに咲くヤエザキスイセン(八重咲き水仙)
この季節に来る人は少なく、誰にも見られずにいたと思いましが、これからはたくさんの人たちに喜んでもらえる日が来ると思います。花の立場からすると誰かに見られようが見られまいが関係なく精一杯生命を輝かせているだけだと思います。でも人間と交流すると花も嬉しそうというかエネルギーの交流を確かにしていると感じる事が多いです。
こちらは、にわとこ(エルダーフラワー)の新芽です。昨年富士聖地で見つけた木が分からず、近くの別荘地の中で見つけました。この姿をよく覚えて富士聖地でも探してみます。「ヨーロッパでは、昔からこのエルダーフラワーを使って、コーディアルシロップを作るなど、料理やお菓子などに利用されてきました。特にイギリスや北欧の伝統的な食のひとつとなっています」(ネットから)。いつか作ってみたいです。
今日の富士河口湖町からの富士山です。左側になが〜い雲です。
富士山が見えるとやはり嬉しくなります。冬は空がクリアで撮れる日が多いのですが、これからは霞んだり雨や雲の日が多くなりチャンスが減ります。それでも早朝は比較的姿が見られるので撮れる日はなるべく撮って皆様に届けたいです。
今日も一日ありがとうございます。
地球さんありがとうございます。