宝山の全ての果樹をチェックしました

17日は富士協生果樹農園チームの白光真宏会現職員と旧職員の5人で宝山の全ての果樹を見て回りました。まずは電柵内の果樹のチェックです。1本づつ枯れていないか見て回ります。すると全滅したはずのイチジクが2本生き残っていました。2019年3月に20本の苗木を植えましたが、2021年12月にチェックした時はどれも枯れていたのですが、今年になって2本だけですが育っていました。

小さな実もつけています。ユズは寒さに耐えられるかどうかギリギリの所だと聞いていましたが、イチジクはユズより寒さに強いと聞いて20本も植えましたがダメでした。ユズも実験的に5本植えてみましたがやはりダメでした。なので、すっかり諦めていたイチジクが2本ですが生き残ったので、今後またチャレンジしてみようと思います。草原は風が強いので風が当たらない林の中で日の当たる場所に植えてみたいと思います。精進川の畑にイチジクの幼木が何本か育っているからです。

植物に詳しい Y さんを中心に見て周っています。

途中、電柵内で見つけた花があります。

アレチハナガサです。花の大きさは2~3mmです。

電柵内の背の高い草や支柱にヤマイモのツルが巻いてムカゴがなっていました。

 

今年の4月から5月にかけて、電柵内の果樹を70本外の草原へ移植しましたが、そこのヘーゼルナッツに実がついていました。

電柵外の果樹には1本ずつシカ避けの風車をつけていますが、その支柱にもヤマイモのツルが巻いてムカゴがなっています。昨年よりムカゴが多いように思います。

草原には、イヌホウズキの花が咲いていました。

イヌホウズキの実です。熟すと真っ黒になります。電柵外の70本の果樹は残念ながら5本枯れていました。

 

林の中のネット内のブルーベリーを見てからの帰り、ウナギツカミの花を見つけました。

ネットで調べると「葉や茎に細かく鋭いトゲがいっぱい生えていて、ぬるぬるしたウナギもつかむことができる。ということからの名前」だそうです。

 

茶の木を植えた場所には、ツルクサと、このカナムグラが覆いかぶさっていました。

茶の木の上にカナムグラが覆っています。

 Y さんがカナムグラを引っ張っています。カナムグラのツルはとても強靭でトゲもあるので引き剥がすのは大変です。引っ張るとズルズルと何メートルもの長さで絡み合い、力づくで引くと尻餅をつく程です。トゲも当たると痛いです。 近いうちに茶の木の草刈りというか草抜きをします。

そばにヤマハッカが咲いていました。

 

何か見たことのある花が茶の木の中に咲いていました。

ユウゲショウです。暖かい精進川の畑では毎年よく見ますし今も咲いています。宝山で見るのは初めてではないでしょうか。暖かい伊勢市から茶の木と一緒に来たのでしょうか? 冬を無事越して欲しいです。

 

チカラシバです。名前の由来は、「力芝」の意味で、強靭で根の張りが強く、力を入れても容易に抜けない事からついたようです。(ネットより)

このチカラシバに花穂が緑白色になるものがあって、アオチカラシバと呼んで区別しています。(ネットより)

この日は曇り空だったので撮れませんでしたが、逆光を浴びると、白く光り輝いてとても美しいです。

2時間半かけてじっくり見て回り、その後昼食をとりながら今年中に終える作業と、来春から始める作業の話し合いをしました。何をどうしてゆくか、大きな流れを共有することが出来て良かったです。

18日現在21時のニュースで、台風14号が鹿児島に上陸したと流れています。今後東に進路を変え、日本列島を縦断するそうです。どうか大難が小難になりますように。天象を司る神々様ありがとうございます。

 

天象への感謝  (地球世界感謝行より)

人類を代表して、天象を司る神々様に 感謝申し上げます。

空気 雨 風 雪 雲 星々 その他すべての天象有難うございます。

我々はあなた様によって 日々生かされております。

その限りない恩恵に 心より御礼申し上げます。
その広きお心を知らぬ 人類の傍若無人なる振る舞いをどうぞお許しください。

世界人類が平和でありますように
天象を司る神々様有難うございます。