名前はボロでも役に立つ野草

今朝の富士山です。良く晴れていますが雲が多いです。

富士山を白い泡で覆ったように見えます。

先日、植物に詳しい Y さんからLINEで写真が送られてきました。

「ベニバナボロギク」です。事務棟の裏で見つけたというので今日のお昼休みに撮影に行きました。

それにしてもボロギクとは酷い名前ですね。私は間違えてベニバナボロクソと言ってしまいました(笑)。ネットで調べると、「花が終わって綿毛になる頃が、ボロ布のほころびた様子に似ているというのが理由。」と書かれていました。また、300種の野草を採取し試食した人のブログには、「見た目には、おいしそうというイメージには結びつきません。伐採跡地や荒地、公園の植え込みのなかなどに生えています。花の時期は、茎が分枝したやわらかな部分を摘み採り、利用します。日本では、山菜としての人気はあまりありませんが、台湾では、栽培され、野菜として市販されているそうです。私が試食した野草のなかでは、上位ランクに位置し、炒め物やすき焼きなど、いろいろ利用できます。なかでも、写真のすりごま和えは、シュンギクに似た香りにうま味を加えたような味で、まさに絶品です。」と載っていました。Y さんも別名「南洋春菊」と言って春菊の味がすると教えてくれました。yukinoさんに食べてみたらと勧めましたが気が乗らないようです。他にも調べると、「食用には、春の若葉、若芽を摘み取る」とあります。今は堅そうに見えるので気が引けます。でも春の花が咲いていない葉っぱだけの状態のベニバナボロギクを見つける自信はありません。

ついでに事務所の周りを歩いて見ました。

ヤマユリに実がなっていました。

こちらは7月31日に撮影したヤマユリです。

花も大きいですが実も大きいです。この秋に種を取って100mゾーンにバラ撒いたり、種から育てるのが得意な仲間に育ててもらおうかなと思います。

アスファルトの割れ目から元気に出ています。名前がわからないので「ネコジャラシ」で調べると、

「エノコログサ」と出てきました。詳しく調べると、「・・細い茎の先端が、コップ洗いブラシのような毛の付いた穂になっていて、犬の尻尾のように見えるので、イヌっころ草 ⇒ エノコログサ(狗尾草)の名称がついたといわれています。“狗”は犬を表す漢字です。猫の目の前で振ると、穂先を夢中でつかもうとじゃれるので、「ネコジャラシ」の俗名があります。こっちの名前のほうが知られているかもしれません・・」と書かれていました。

本当に植物って面白いですね。勉強になります。

 

最後に、虫の嫌いな人ごめんなさい。イナゴかな?と思います。

 

台風10号が近づいています。特に沖縄から九州の皆様お気を付けてください。

どうか被害が小さく済みますように。

地球さんありがとうございます。