協生農法理論が進化しました

21日は伊勢の野人さんの「残存エネルギー講習会」に行きました。ご報告が遅れてすみません。

ゴーリキマリンビレッジのスタッフが重機で竹林を根こそぎ取り除いて造成した場所が、残存エネルギーの証明になるので、見においでと言われ行きました。竹は水分を全部吸い取ってしまうのでの竹の根の下は乾燥していて砂漠のような状態になって草も生えません。1本だけ小松菜が生えているのは隣に竹が1本残っていたからです。

打って変わって、その隣は野菜が密集して大きく育っています。竹の根についた土をここまで押して来たからだそうです。

同じように野菜の種を蒔きましたが、竹の残存エネルギーがあると無いとではこんなにも違います。スタッフが偶然作ってしまった竹林の造成地が、生物は他の生物のエネルギーで育つというエンルギーの存在証明になります。

私も自宅隣の林の木が伐採された時。切り株の側にキュウリの苗を植えましたが、1kgサイズの巨大なキュウリが出来て驚きました。このような残存エネルギーはボーナスの様なもので、一年ポッキリで次の年は全くできませんでした。この残存エネルギーを持続させることはできないか、あそこまで巨大にならなくてもせめてスーパーで並んでいる位の大きさにならないだろうか、と思っていました。その答えが今回の講習会で知る事が出来ました ❤️

大きな小松菜です。ラディッシュも巨大なものがありました。

こちらは、竹の根についていた残存エネルギーがある土に水を入れて上澄みを野菜にかけています。「野人ガーZ」とジョークを飛ばしていました。1ヶ月の間に3回程あげて、あげていない野菜と生育がどう違うのかを実験するそうです。

ここは野菜を収穫してしまうので、参加者に持ち帰ってもらっています。

モンシロチョウ

ザクロ

ビワはまだ青い実が多かったですが、上の方に黄色いビワの実がなっていました。1個とって食べると甘くて美味しかったので、もう1個食べました。私は野菜より果実の方が好きです。

このユスラウメも甘くて美味しかったです。

大好きなスモモのメスレーはまだまだ青かったです。残念です。

ヤマアジサイに見えますが、アマチャです。野人さんがお茶にしようと思って植えたそうですが一回も作っていないそうです。野人さんに聞いたから良かったけれど、アプリで名前を調べるとヤマアジサイと出てきました。アマチャってこんな姿なんだ。

お昼を食べてから二見の薮木協生農園に行きます。スナップエンドウは私たちのお土産です。

スタッフのいくちゃんが真竹の天ぷらをあげてくれました。何もつけずに食べたのに美味しいので、友人が聞きに行くと、海水で粉を溶いてあげているとの事です。

スタッフの川﨑さんがプレミアム猪を焼いてくれています。美味しかったです!

野人さんは終日ご機嫌でした。「この講習会には以前から野人が関わっている主な農園主が勢揃い。これまでで最も重要な講習会だった。富士協生農園グループ、名張の麦わら農園、ソニー、そして二見の薮木農園。これだけのメンバーが集まったのは今回初めてのことで、情報交換が盛んだった」とブログに書いていました。私は他に林業をやっている女性と、湿地の専門家の女性を去年から親しくなった建築を勉強しているヒロコちゃんから紹介されて知り合いになりました。3人ともステキな女性たちです。

二見の藪木協生農園です。元バラ農園をしていたハウスの中です。枠組みだけが残っています。

入り口を入ってすぐ右に屋根まで届く巨大なカジイチゴがありました。

ちょうど実が食べ頃で頂きましたがとても甘くて美味しかったです。なんと、このカジイチゴはたった2年でここまで成長したそうです。すごい!

この子は木になりたがっているブロッコリーだそうです。放っておくとこの様になるのですね。

薮木協生農園はたくさんの畝があって、個人が借りている畝、法人が借りている畝、借地代を払ってもらい育てた野菜を着払いで送っている畝、と3種類の畝がありました。薮木さん曰く多様性は植物だけでなく、ここに来る人間のエネルギーも多様で、カジイチゴがあんなに大きくなったのは色々な人間が入って来るようになてからだと言っていました。人間の感謝や愛のエネルギーですね。

グリーンの看板は個人で借りている畝です。

人によって全然違います。個性豊かです。その人の人となりが現れるそうです。どんな人かわかっちゃうそうです。

スナップエンドウも大きかったです。

このように咲くバラはあり得ないくらい珍しいそうです。

赤い看板は借地代を払い、野菜を送ってもらっている人たちです。奥にいるのはソニーCSLの太田さんです。ゴーリキマリンビレッジの何も生えていない土壌、野菜が大きく育った土壌、この薮木協生農園の土壌を採集していました。

野菜を送ってもらう人たちは、このシュンギクの花でもヨモギでも畝に生えたものは何でも愛着があって嬉しいのだそうです。

まだ空いている畝があります。協生農法士第一号の薮木さんの説明は素晴らしかったです。協生農法を深く理解し、それだけではなく、ご自分で5年間も試行錯誤し実験研究されてきたそうです。 協生農法士第二号名張の麦わら農園の森さんもそうです。すでに色々な活動をされ多種多様な人達と交流され仲間を増やしています。お二人共人生をかけています。本当に素晴らしいです。

今回、画期的だったのは、今まで協生農法は植物が先頭を切って微生物や昆虫、鳥や動物も含めて協生関係を作り土壌が出来上がりその協生のエネルギーで、野菜や果樹が育つというものでした。これが基本ですが、土壌が出来上がるまでに時間がかかり、野菜も果樹もすぐには育ちません。野菜は野生の植物エネルギーを帯びているので健康には良いですが、サイズは小さ目になります。それが、協生関係が出来ていなくても、不毛の土地でも今回の竹の残存エネルギーのように他の生命エネルギーを持ち込む事によっても植物は育ちます。竹の幹や根、木の枝や掘り起こした時の土、野生の草を食べた動物のフン、特に馬糞なども良いです。麦わら農園さんの農園の下は15mもの厚さで「海底堆積有機エネルギー」があり、カチンカチンの土なのに野菜が大きく育っています。野人さんは二見の薮木農園や富士協生果樹農園の精進川の畑は、溶岩石の「帯電エネルギー」が考えられると言っています。二見の薮木農園さんはお父さんの代から使用している天然鉱物の石英安山岩からできた土を使用されています。これがバッテリーの容器のような働きをして生命エネルギーを流してしまわない働きをするようです。残存エネルギー、竹や木、岩や石、野生動物の糞など、様々をエネルギーを上手く使い初期設定をすれば、これから協生農法をやってみたい人が何年も我慢しなくても初年度から野菜ができ、5年かかる果実が3年で実る可能性があります。そうすればハードルが低くなってより協生農法が広がっていきます。まだまだこれから実験をする事になりますが、皆さん実験した結果や情報をシェアしてくださるのでありがたいです。

今回は協生農法理論、協生理論がより進化したことを確認しました。今までの協生農法理論を基盤に、あらゆる生命エネルギーを試してみたいです。竹、木の枝、溶岩、そして白光真宏会の真髄である人間からの感謝や愛のエネルギーをたっぷり注ぎたいです。植物に声をかけ交流を大切にしたいです。

20代後半に自給自足の山暮らしをしていた時に、他の農家さんの白菜が全滅したのに、私の白菜だけは元気に育ちました。おばさん達に何故だ何をしたの?と聞かれましたが、私がしていた事は毎日「おはよう、今日も元気で育とう!私は素人だから自力で育ってね!」「おやすみなさい、今日も一日頑張ったね、ありがとう!」という声かけでした。すっかり忘れていました。人間の気やエネルギーも生命エネルギーです。私たちが何十年も世界の平和を祈り続けてきた大地のエネルギーを信じて、人間の生命エネルギーを含め、様々なエネルギーを実験していきます。協生農法士のお二人を見て、もっと自立しなくてはと思いました。ありがとうございます。

野人さんのブログです。残存エネルギー講習会 後半の熱気

 

帰りの高速から見た夕焼けです。

本当に充実した講習会でした。往復10時間はさすがに少し疲れました。でもまた皆さんにお会いしたいです。

 

今日も一日ありがとうございます。

地球さんありがとうございます。

 

 

前の記事

お茶作りの三日間です