乾燥させた藍の葉で染物をしました

今日9日は、乾燥した藍の葉で染色しました。協生農法仲間の7名が集まりました。指導はいつものように仲間の妹さんです。各自持参した木綿や絹を計量し、その量の半分の乾燥葉を用意します。葉っぱを直に鍋に入れて後からこしても良いのですが、初めから不織布に入れてそのまま取り出せるようにしました。

まず80度位のお湯で10〜15分煮ます。

その間に染める布を水洗いしておきます。

1回目の煮出した茶色い液は捨てます。

2回目は、60度のお湯にインジゴ還元剤を加えて10〜15分煮ます。その後10〜15分そのまま放置します。

煮出した液は藍色ではなく茶黄色です。

染める布をムラに染まらないように綺麗に広げて折り曲げて準備します。

こちらは隣のキッチンで鍋のまま染めている仲間の写真です。40〜50度に保ちながら用意した布を静かに入れます。手袋が染まっていますし、液も濃い藍色です。空気が混ざっていくと液の色がどんどん濃くなっていきます。布も何回か空気にさらすと黄緑から藍色に変わっていきます。

こちらは私のグループの桶です。気に入った色に染まったら桶にあけて1回水洗いします。その後、酢を水1ℓあたり5cc入れて3分ほど漬けます。次に水洗いを3回ほど繰り返し、布を丸めて優しく絞ってからバスタオルに広げて巻いて水分をとります。

それを物干しに干します。濃い色が木綿で、薄いのが絹です。絹は布が薄いので色も薄く見えますが、重ねると綿よりも濃い色です。

これは最初に染めた真新しい布です。この後に使った液を捨てずにもう一度60〜70度に温め直しインジゴ還元剤を少し加え、その液に使い古した布を入れて染めました。新しい布に使った布を入れると汚れが滲み出て新しい布がムラになるので、別にします。私は畑に行く時に首に巻くのに使った綿の手ぬぐいを全部染めました。白のままだと薄汚れてくるからです。

 

上が絹です。バラの造花は姪っ子が百均で買った白いバラでしたが染めて青いバラになりました。手ぬぐいは合気会から頂いたものと白光真宏会の「May Peace Prevail On Earth」と入った手ぬぐいです。綿の方が薄い色です。

合気道の手ぬぐいは気に入っているので長く使いたいです。

これが今日指導してくれた仲間の妹さんの先生の説明文です。

12時から始めて16時半位までかかりました。長時間立ちっぱなしで結構疲れました。でも最後にコーヒータイムです。仲間の手作りのロールケーキや他にもミスタードーナツを食べました。なんと指導してくれる妹さんも毎回美味しそうな焼き菓子をお土産に持ってきてくれます。ロールケーキはイチゴやキウイ、バナナを添えて豪華でした。お味は優しい甘さで上品でした。私は5人分作れるコーヒーメーカーで3回コーヒーを入れ、野人さんのむー茶のほうじ茶をやかんで2回煮出しました。そういえば予約して朝10時に取りに行った「大福餅」は作りたてなので集まってすぐに食べてもらいました。美味しかったですー。数えれば今回で4回目の草木染め教室です。今年も藍を育てようと言ってます。去年は藍を育てたいという仲間に任せっぱなしでしたが、今年はみんなで育てます。そしてまた藍染をします。

今まで染めたものの写真です。2021年11月12日 左がビワの葉、右がヨモギの葉で染めました。ビワがピンク色になるのは驚きました。

2022年5月20日 手前がハルジオン、後左がヨモギ、後右がタンポポです。ハルジオンが一番明るい黄色で、ヨモギは落ち着いた黄色、タンポポはその中間の黄色でした。

2022年10月28日 藍の生の葉です。きれいなブルーで気に入りました。

次は、桜の綺麗に紅葉した葉っぱを集めて染めようと言っています。やり方によってピンクやオレンジ系になるそうです。やってみないとわかりませんがチャレンジしてみたいですね。きれいな空気の自然の中で育った野生の草木のエネルギーを肌から簡単に取り入れる事ができる草木染めはぜひやって行きたいです。

 

今日も一日ありがとうございます。

地球さんありがとうございます。