モグラの穴をふさぐ為に170本の果樹周りを踏みました。茶の木に霜除け用の草を被せました

19日は、宝山の果樹周りを足のかかとに全体重を乗せて踏んで行きました。モグラの穴を塞ぐためです。ここは電柵内の果樹です。140本はあります。果樹周りだけではなく、この草原全てがモグラの穴だらけです。普通に歩いていてもポコポコ足が沈みます。この地面の下全面にモグラ帝国を築いているようです。彼女は先日70本の果樹周りを踏んでいった時、夜に足がつったそうです。

この日は3人で来ました。彼女も黙々と踏んでいます。

これは私の足です。自撮りしました。

後から、自分達の作業を終えた2人が手伝いに来てくれました。助かりました。

踏むだけで疲れたのですが、全部ではないですが草も被せました。

作業が終わったので何か撮影する物はないかと見回すと、ヒメリンゴの実が残っていました。

これはイヌホオズキだと思います。

可愛らしいイヌホオズキの実ですが食べられません。

たんぽぽが2輪だけ咲いていたので写真を撮ろうと近づくと、ちょうど蝶々が止まりました。

なんて可愛いのでしょうか! 「ウラナミシジミ」です。15mm位の大きさです。小さな子です。

羽の後ろから飛び出した2本の突起は、複眼と触角を模して天敵の目を欺くためだと考えられているそうです。このしっぽのようなものがついてる子は初めてかもしれません。ほんと可愛いです。

羽を広げてゆくと、紫っぽい色が見えてきました。

「表側はキラキラと光る青紫色をしている。この色は雄に顕著で、メスはより黒っぽい色をしている。翅の表面には綿毛のような毛が立っている。暖地を除いては越冬することができず、冬の訪れとともに死に絶えてしまう」(ネットより) 宝山は寒冷地なので越冬は出来ないと思います。最後まで頑張れ!

 

またムカゴを取りに行きました。

ハート型の葉っぱを探せば見つかります。

こんなに取れました。20日は9人集まって、茶の木に草を被せて行くので「ムカゴのおにぎり」にします。

 

ここから20日です。

20日の朝はムカゴのおにぎりを作りました。皆んなに喜んでもらいたいです。

良い天気です。宝山は最低気温が0度でした。霜が降りたと思います。上から降りてくる霜は良いのですが、下から地面を突き上げる霜柱になると困ります。ですので、霜柱を除ける為に茶の木にたっぷり草を被せてゆきます。

写真を撮り忘れましたが、野外会場の一部をyukinoさんが機械で草を刈ってくれていたので、皆んなで熊手でかき集めました。それをトラック2台に積んで宝山の茶の木に運びました。

二手に分かれて、4人は草を被せていきました。残り5人は草をかき集め、そのうち2人がトラックで何回も草を運びました。今年6月に伊勢から運んだ茶の木です。ここは隙間を開けて植えているので草を敷きやすかったです。

ここだけでトラック3台分の草を使いました。

下から新しい芽が出てきています。

野外会場の草だけでは足りなくなったのですが、ちょうど上樹庭苑さんが聖壇や大世界地図周りの草刈りをしていたので、その草を頂くことが出来ました。

安心してたっぷり草を被せることが出来ました。

一番奥の3列の茶の木に草を被せ終えました。

宝山からの富士山です。

次に密集して植えた茶の木の場所に移動しました。

両サイドにどんどん草を置いて行きます。

密集しているので茶の木の中に草を入れるのが難しく、上からばら撒いて揺すって下に落としたりしました。

なんとか土が見えないように草を敷き詰めました。これで茶の木は安心です。

また写真を撮り忘れましたが、茶の木が終わった後に、30本のブラックベリーの周りをモグラの穴を潰すように踏んで行きました。そして草がまだあるので、たっぷりかけました。電柵内の140本の果樹は草が生えているので大丈夫なのですが、土が見えている果樹もあったので、そこにも草をあげました。

全ての作業が終わってから、皆んなにムカゴおにぎりを一個づつですが食べていただきました。とても好評で嬉しかったです。リンゴやチョコをつまんでゆっくりと休憩しました。

 

14時40分、帰りの富士山です。雲ひとつなかったです。

山肌がくっきりと良く見えます。頂上付近にうっすらと雪が見えます。

19、20日と結構ハードな作業でした。皆んなに感謝です。21日の報告は明日になります。 後、今年中に皆んなでやる作業予定は、暖かい精進川の茶畑の最後の草刈りと、宝山の草原に電柵を作る事です。現在草原に80本の果樹を植えています。鹿除けに風車を使っていますが、所々かじられています。やはり大きく育つまでは電柵で守った方が良いようです。

 

今日も一日ありがとうございます。

地球さんありがとうございます。