ブルーベリーの植え直し、草刈り、親子で協生キット作り
29日、30日の作業報告です。
29日(土)は、宝山の富士協生果樹農園の草刈りをしました。yukino さんが茶の木周りを草刈機で刈っています。朝は薄曇りの空でした。
女性陣は、草刈機で刈られないように草で隠れている野菜周りの草を刈っています。ネットの下も草刈機が絡まないように刈りました。
探しながら草に埋れている野菜や果樹周りを刈っています。
ジャガイモが出て来ました。
ジュンベリーの苗木とその左にニンニクがありました。
次に、林の中のブルーベリーの苗を75本植えているネットに行きました。ブルーベリーは寒さに強く、ここより標高が高い鳴沢村で栽培されているので安心していたのですが、弱々しく、枯れる子も出ています。昨年は日当たりが悪いかもしれないと考え、もっと太陽光が当たるようにと大々的に周りの木の枝打ちをしましたが、それでも改善されませんでした。今年、電柵内の果樹がモグラの掘る穴で枯れている事がわかりましたが、もしかしたらと思い草を剥がし調べてみると、やはりモグラが穴を掘っていました。
ほとんどの苗木の下はモグラの生活場所のようです。草原だけではなく、かなり協生関係ができている林の中もモグラだらけなのが驚きというかがっかりしました。
しかしガッカリしていても始まらないので、新しい方法を試してみることにしました。yukino さんが図書館で調べたのですが、モグラが嫌がる音が出る装置も、モグラが嫌う匂いだというスイセンやヒガンバナも効かない、捕獲するしかないが捕獲すると必ず死んでしまうので命を殺す覚悟がいる、と書かれていたそうです。それが嫌なら、モグラは地面の下を掘るので、地面より上に土を盛ってその中に苗木を植えるしかない、モグラは地面の上に穴を掘らないからと書かれていたそうです。そういえば、モグラが嫌がる装置のすぐそばに新たな穴を見つた時どうしてだろうと思っていましたが、その本によると、モグラは音がする場所に、なんだ、なんだと偵察に来るそうです・・・納得です。
地面に直接穴掘り機で穴を掘り、苗木を植えて行ったので、苗木と通路との高低差がありません。そこで、苗木を掘り出し、土を盛り植え直すことにしました。
通路の部分の土を削って土を盛っていくことにしましたが・・・
少し掘っただけで、木の根が出て来ます、木の根だらけです。それを剪定バサミや太い根はノコギリで切りながら掘るので結構重労働でした。
なんとか土を盛りその中に植え直しました。
今回は30本くらい植え直したと思います。次回は土を運んで来て盛る予定です。
皆んなお腹が減りました。やっとお昼です。地元協生農法仲間がジャコサンショウのおにぎりとカラ揚げを皆んなに持って来てくれました。デザートはまた違う仲間がシュンギク入りのシフォンケーキを持って来てくれました。他にも凍らした飲み物やゼリーの差し入れはほてった体に染み込みました。また色々なお菓子やパンもあってお腹一杯になりました。
10年もののアマンドウ(豆柿)の木に挨拶です。
電柵内の残り2列の果樹周りに野菜の種を蒔きました。
モグラの穴は果樹周りで無くてもいろんな場所にあります。ここにはモグラが嫌うからと知人がトラックで持って来てくれたシキミの葉をつめました。効かないかもしれませんが気休めでも良いのでつめたり果樹周りにまいたりしました。
16時頃の富士山です。空が晴れて来ました。
雪がまた減りましたね。
30日(日)の精進川の畑です。協生農法仲間の親子2組で「協生理論学習キット」を作っってもらいました。直径140cmに丸く土を盛り、真ん中にポポーの苗木を植え、ブロッコリーやナスの苗、かすみ草とペチュニアの花、畑の苗床から持って来た、レタスやシソ等の葉物の苗を植えました。最後には7種類の科の野菜の種を蒔き大豆の種も植えました。
もう一箇所は親子4人で作りました。子供たちは皆んな一生懸命であっという間に終わりました。
他の大人は約420坪の畑の草刈りです。男性陣は草刈機で、女性陣は野菜、果樹周りを手鎌で刈っている間に、協生キットを作った親子3組は川に行ってもらいました。せっかく川があるので子供たちに楽しんでもらいたいです。このコースはいずれ開催する体験学習の参考になります。
川に行くと、yukino さんのお子さんはいつの間にか上半身裸になって、靴を脱いでズボンのまま川に入っています。
残りの2人も靴を脱いで裸足で駆け回っています(右上)。虫取り網を持って来たのですね。親がそばで見ているので安心してください。
昆虫を追って行ってしまいました(右上)。お父さんが追いかけていました。
これは何でしょう。
Y さんが「イヌビワ」と教えてくれました。とても小さな実です。完全に熟すと普通のビワと同じように美味しいと言ってました。
畑に戻ると、草刈を終えて、富士聖地で育てた野菜の苗を植えていました。
協生農法は草を抜かないので土の色は見えず全体が緑のままです。
働き者の S さん、一番野菜作りに詳しいです。無くてはならない人です。
自宅の庭でも協生農法を実践している N さん。畑大好きです。このように個人個人を写真に撮ることは私には無い事です。この写真は由佳先生が私のスマホで撮影しました。さすが個々人を大切にされる方だと思いました。
子供が走り(左)、大人が水を運び苗を植えています。のどかですね。
こちらは力持ちの小学3年生が上半身裸のままバケツで水を運んでいます(左)。右の石垣の上には小さな子が少しの間たたずんでいました。子供たちは自分でやりたいことを見つけすごい勢いで動きます。目も良いので、アマガエルやテントウムシはすぐに見つけられていました。
由佳先生一家が帰られた後、たくさんある苗を植えるのにクワで畝(うね)を作り植えて行きました。
ズッキーニです。苗を1m間隔で植えて行きました。
協生キットに刈り取った草をばら撒いておきました。
お水もたっぷりあげています。
5月5日に作った協生キットの野菜はずいぶん育ちました。
大きなクリの木の下で〜〜♫ いつも休憩するクリの大木です。
この二日間よく働きましたが、仲間とやると本当にはかどります。これが一人でやると想像すると気が遠くなります。本当に共に働く仲間がいる事はありがたいです。心から感謝しています。ありがとうございます。
解散した後、男性スタッフが川を渡って湧き水の所に行って来たと写真が送られて来ました。
お見苦しい写真ですみません。マタタビの採取もしたいので、近いうちに川向こうに渡ります。
こちらは以前湧き水の音を録画していた別の仲間が送ってくれました。水音をお聞きください。癒されます。
今日も一日ありがとうございます。
地球さんありがとうございます。