精進川畑の草刈り・藍染しました

27日9時30分の富士山です。青空と良い雲です。

精進川の畑に向かっています。

石垣の間の草とりと石垣の下の草刈りです。こちら側の富士山は雪が薄くなっています。

 

精進川からの富士山です。

やはり雪が薄くなっています。

精進川の畑の駐車場に着くと、友人が白いカエルがいるとはしゃいでいました。放置された白いドラム缶の上にいました。

可愛らしいアマガエルです。ネットで調べると「アマガエルは、植物の葉の上に居るときは黄緑色をしていますが、茶色い地面に居る時は暗い色に、コンクリートの上に居る時はコンクリートに似た灰色っぽい色になります。 正常なアマガエルは、黄緑、茶色、灰色、白色に色を変えることができます」と載っていました。だから白色にもなれるのですね。白いアマガエルは初めて見ました。

この日は、5段の畑の石垣の草を取ります。そうするとハチが巣を作らなくなります。

女性陣4人で来ました。2人は手がまで石垣の間から生えている草を抜いて行きます。私とSさんは草刈機で畑の周りの石垣の下や上のきわをギリギリ刈って行きます。ここは2段目の石垣です。

ここは3段目の石垣です。彼女が言ってましたが、真夏は背中に太陽の日が当たって厚くて1段やるのに1時間かかっていたそうです。でもこの季節になると涼しいので2段できるそうです。楽になったと喜んでいます。

細かい作業です。ご苦労様です。

2段目の女性陣共有の畑には果樹以外にキャベツや大根、人参、ヤーコンが育っています。奥の方には里芋があります。もうすぐ収穫ですね。

バターナッツというスープにしたら美味しいカボチャが1個だけ残っていました。1回根元のツルを刈ってしまったのですが、途中のツルから根が出て来ていたので土を被せて生き残るかどうか見ていたのですが、なんと生き残りました。途中から出てきた根が根付いたようです。この子は根元をカットした張本人にもらってもらいました。

綺麗に仕上がりました。ちょうどお昼になったので、大根の間引き菜とかつお節を混ぜたおにぎりを皆んなで食べました。昼からは急に曇り空になり寒いくらいでした。

 

富士河口湖町に帰って来ました。14時40分の富士山です。雲がグッと増えました。

やはりこちら側は雪が多いです、厚みもあります。

 

ここからは28日です。藍染をやりたい協生農法仲間が藍を少しですが育てました。イヌタデと同じような葉っぱなので、どれを刈っていいか迷い草刈りが大変だったようです。28日早朝から藍を摘んで、生葉の藍で染めます。先生は染めに詳しい彼女の妹さんで、前もヨモギやビワを使った染を教えてくれました。作り方を書いたプリントも用意されていました。

生の藍の葉を綺麗に洗います。

絹100%のストールを洗剤を入れた水に入れ20分ほど溜め洗いします。その間3回ほど水を換えます。絞るときは雑巾絞りではなく、手の中におにぎりのよう丸め優しく絞ります。コーティングしているものを取るためです。

藍の葉はミキサーに水を入れてかけます。生葉は布の同量から2倍、水は布の30倍です。

それを洗濯ネットか水切りネットで濾します。この生葉の絞り汁が染液になります。

染液に15分〜20分つけます。その時に空気に触れると青色に変わります。

何回も布を広げて上げて満遍なく空気に触れるようにします。だんだん色が濃くなってきます。

綺麗な色になって来ました。シンプルな織りです。

こちらはおしゃれな織りです。

私たちは20分つけました。これ以上つけても色は濃くならないそうです。やはり雑巾絞りではなくおにぎりのように丸めて絞りました。すごく濃くできたと思いましたが、ここから水洗いすると薄くなるそうです。

注意するのは、決して蛇口から水を流しながら洗ってはいけないという事です。水を桶に溜めてから洗います。3回くらい水をかえて色が出なくなったら終わりです。

それとバスタオルの上に広げて水分を取ってから干すのですが、私たちは2人で両端を持ってパタパタさせて水分を飛ばしてから干しました。外に少し干してから家に入れました。薪ストーブなのですぐに乾きました。

それぞれ織り方が違う布なので面白いです。色止めしないので半年ほど寝かせてから使うと色落ちしないそうです。濃い藍色にはなりませんが、生葉でできるのは誰でも作り易いと思います。来年は宝山でも藍を育てられるかも知れません。 終わった後は美味しいお菓子とコーヒーやお茶で楽しい時間を過ごしました。皆さまご苦労様でした。楽しかったですね。

 

今日も一日ありがとうございます。

地球さんありがとうございます。