精進川の畑と宝山の桜+羊さん

白光誌の「富士協生果樹農園だより」の原稿締め切りが4月3日だったので、4月2日に行った精進川の畑の報告が遅くなりました。地元協生農法仲間と昨年から借りている畑です。白菜やブロッコリーの菜の花が咲いています。

ダイコンの菜の花です。初めて見たかもしれません。こんなにきれいなのですね。

このきれいな花はなんだろう、品があるなあと思って聞いてみると、

スナップエンドウの花でした。昨年の秋に植えたものが立派に育っていました。伊勢市の野人さんの講習会で食べましたが、協生農法で育ったエンドウは葉っぱも甘くて美味しいです。

昨年友人からいただいたイチゴの苗が育っています。

今年の3月11日に苗ではなく種を蒔いたスナップエンドウも元気に育っています。

これはなんだかわかりますか。植物に詳しい Y さんが教えてくれました、「ポポー」のつぼみです

イチジク の新芽

ネクタリンの花

ここからは富士協生果樹農園で今年の春から借りている畑です。女性6人と男性3人で作業しました。

こちらの畑も3月11日に石垣沿いに植えたスナップエンドウが育っていました。

同じ日に植えた、ジャガイモです。

これは、たぶんツルナシインゲンだと思います。3月11日には野菜の種も蒔きました。ヒユ科のほうれん草、サラダビーツ、セリ科のニンジン、イタリアンパセリ、キク科のゴボウ、春菊、シソ科の大葉、ウラシソ、アブラナ科のチンゲンサイ、小カブ、はつか大根を混ぜたものを苗木の周りに蒔き、後でヒガンバナ科の万能ネギとニラの種もバラ蒔きました。

4月2日も野菜の種を蒔きました。

ヒユ科のほうれん草やセリ科の人参、キク科の春菊、アブラナ科のチンゲンサイ、マメ科のインゲン等、7科目17種類の野菜を組み合わせを考えてミックスして果樹の周りにばら蒔いたり筋まきにしました。

すでにジャガイモ(メイクィーン、キタアカリ)、ショウガ、ヤーコンは植えてありますが、またショウガとサトイモを植えます。

前回、果樹の周りにばら蒔きした野菜の種は双葉やもう少し育ったものが出ていました。今回は果樹の両サイドや果樹と果樹の間に筋まきにしました。

ショウガを真ん中の列に植え、サトイモをその両サイドに植えました。サトイモは背が高く大きな葉をつけますが、ショウガはちょうど良い半日陰になるでしょうか。

落花生もショウガの列の両サイドに植えました。

 

この畑はだんだん畑の反対側にあります。道から段差なく入ってゆけます。畑の中の通路を決めています。直線ではなく曲線の道をつけます。奥の丸い道の中には4m×5mの棚を作って、つる性植物のサルナシやアケビ、マタタビ、山ブドウなどをはわせます。

横から見ると奥行きがあるのがわかります。奥は果樹と野菜のゾーンにします。入り口の右側手前には丸太のベンチを作って休憩場にします。すぐ上の空き地にも地主さんが東屋を作ってくれるのですが、こちらでも座れるようにします。その後には、茶の木やハーブを植えて、摘んですぐ飲めるようにします。入り口左側手前には、各種キイチゴやベリー類、山菜などを植えて、摘んで食べられるようにします。この畑だけで協生農法の見学が出来ます。もう構想図はできています。

畑の奥にはオリーブの苗木を7本、ビワを4本植えました。小さな苗木はスタッフが食べた種から育てたものです。他の果樹も色々植えて行きたいです。

 

段々畑の一番下に自生していた「かき菜」は菜の花になりました。そのまま食べても美味しいです。青い蕾より黄色い花の方が蜜があるのでうっすら甘くて美味しいです。みんな夕食に摘んで帰りました。サラダで食べる人、天ぷら、味噌汁、お浸し色々ですが、教えてもらった卵とじにしていただきました。もちろん美味しかったです。

帰りに富士聖地に寄りました。

宝山の旧食堂前に咲く見事なサクラです。満開でした。2週間ほど早いかもしれません。スマホで撮りました。

このサクラはピンク色でしたが、スマホで撮るとさらに色が濃く撮れます。

アップは一眼レフカメラで撮りました。真ん中は濃いピンクですが、花びらは白からうすピンクだとわかります。

サクラさんありがとう。来年は皆んなで花見が出来たら良いですね。

クロモジもどんどん葉が開いて来ます。

いただいた10年もののアマンドウの木の枝に新芽が出ていました!! どうか無事育ってください。

長くなりますが、ここからは4月1日に撮った羊の写真です。

この子は一生懸命親を追いかけていました。

この子は前に親もいないのに泣きながら走っていました。3月13日に生まれた子です。耳が垂れたままなのでわかります。たった20日間でこんなに大きくなりしっかりするのですね。

この子は親がいなくて色々な大人の羊に近づいてお乳を飲もうとして怒られていました。無事育っていますが、目の周りが赤いので、なんだか寂しげに見えてしまいます。体が茶色い顔の黒い羊の側にいることは多いので、この羊の品種の方が穏やかな性質なのかもしれません。ここまで育てば大丈夫ですね。

親子でいると安心します。荒野の2匹という感じです。

トボトボ穏やかそうな子が歩いて来ます、後にはしっかり立って見張りをしているような子がいます。

目線を感じてそちらに向くと、この子が見ていました。

この子は初めて見ます。顔に黒い模様があって良くわかりません。

見えました! よく見ると可愛らしい顔をしています。足にも黒い模様があります。珍しいですね。

なんか好奇心旺盛な子が近づいて来ました。

エ〜〜、大丈夫? 電流は流れてないの?

うつむくと、全然違う顔に見えます。

同じ子とは思えません。やや上を向いて草を食べていると、また違う顔に見えます。この顔好きです。

牧場の側に咲くスズランスイセン(スノーフレーク)です。このような大きな株がたくさん自生しています。いつ誰が植えたのでしょう?

可愛い花ですね。

今日は2日分のたくさんの写真を見ていただきありがとうございました。お疲れ様です。

 

今日も一日ありがとうございます。

地球さんありがとうございます。

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