皆さま、良いお年をお迎えください

29日、富士北麓の鳴沢村からの富士山です。 大きな雲が彩雲になっていました。精進川の畑に向かっています。

途中、富士聖地から牧場越しの富士山を撮りました。随分雲の形が変わります。羊さん達が見えないのが寂しいです。

 

精進川の畑から見える富士山です。またまた雲の形が変わります。こちらは暖かいです。

最近、畑に行く度にズボンに種がいっぱいつきます。ガムテープでいっぺんに取ろうとしても取れません。手で引き抜くしかありません。犯人はこの子でした。「コセンダングサ(別名:ヒッツキムシ)」です。ヒッツキムシというだけあってなかなか取れません。良く見ると先端が引っ掛かったら取れないようになっています。凄いですね、さすが植物族は頭が良いです。川にフユイチゴを取りに行くとくっついていました。今日も川に行くとフユイチゴは終わっていましたが、この子はたくさんズボンにくっつきました。

たった一個実がなった青島ミカンです。もう食べごろですが次回皆んなで来るまでこのまま木においておきます。

毎回来る度にこの3個の甘夏を見ています。まだかな?こちらも次回にします。

2段目の畑は果樹を中心にして畝を作りましたが、ここはキャベツが植えてあります。他に玉ねぎも植えてます。

3段目の畑のヤーコンの花が枯れました。

長い間黄色い花を咲かせて楽しませてくれました。ありがとう。

5段目の畑の畝は野菜と草が混生しています。紅葉したような色のニンジンとピンクの花はホトケノザです。

手前の畝にはホウレンソウ?とブロッコリー、奥はハクサイとニンジンだと思います。ここは私は植えていないのではっきりとはわかりません。

畝がたくさんあるのですが、土が見えないくらいビッシリと様々な草が生えています。

どの草も野菜より低いので、ライバルではなく仲良しのように見えます。このような状態が続くと良いなあと思います。ダイコンの下に生えているのは「ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)」です。

ダイコンとダイコンの間にはニンジンが生えています。

巻かないハクサイが生き生きしています。

畑にはホトケノザもたくさん生えています。

ナズナ(ペンペングサ)も多いです。

「スナップエンドウ」です。防寒、防霜の為に笹を挿しています。

梅の苗木に蕾が出ていました。

1段目の畑に戻って来ました。キンカンの実です。

昨年は数個だけ実がついたのですが、今年はたくさん実がなりました。下の方にも、

上の方にもたくさんなっています。まだ早いのですが一個食べました、とても美味しかったです。

畑にはスイセンが石垣に沿ってずらっと咲いています。お正月の飾りにいただきました。皆んなで分けます。

 

最後に梅の古木がある畑に来ました。ヘチマです。青々としていたヘチマが枯れて来ました。このままカラカラになるまで置いておきます。乾いたら皮を剥いて種をとると、ヘチマタワシが出来上がります。楽しみです。

タンポポの花と綿毛が一緒に咲いていました。左に見える木の幹は伊勢から運んだお茶の木です。下から新しい芽が出ています。

ほとんど垂直の石垣の隙間から植物が生えています。

なんとホトケノザでした。こんな場所にも生えるのですね。強い子です。

ヤブランがこんな姿になりました。

野人さんは「ヤブランの根球は甘く生食可、山で遭難した時に命を繋ぐ貴重な食料で山には大量に自生している。」と書いています。またこの実も「黒く熟した実も旨いとまでは行かないが、やや甘くて食べられる」と書いています。

オオイヌノフグリがもう咲いていました。

 

帰りに宝山に寄りました。

クロモジの冬芽です。

毎年撮りますが美しいですね。日本を代表する香木にふさわしい品のある姿です。

こちらはなんでしょう? タマアジサイの冬の姿です。

この枯れた姿が味わい深いです。心惹かれます。

飾りたくなりますが。今回はスイセンを飾ります。

実は二日ほど引きこもり状態で休んでいました。富士山に植物に癒されました。やはり自然は生命そのものでパワーがあります。自然からもっともっと学びたいです。

地球環境が破壊されているのは人類の行いが原因です。今のところ人類はこの地球にとって一番の破壊者です。では何故人類は生まれて来たのでしょう? 動ける足があり、ものを作れる手があり、想像する頭があるのは何故でしょう? 野人さんは「自然は放って置いたら人間も入り込めない深い森になる、食べられるものも少ない森になる。人の手で植物も動物も微生物も誰も文句を言わない皆んなが豊かに生きられる森を作れるのは人間だ」と言っています。これが森の生態系を崩さずに有用植物を増やして、全ての生き物が喜びを持って生きて行ける森を作る、拡張生態系の森を作って行くのが人間にできる事です。それも謙虚に。最後に生まれて来た人間の役割だと思います。その根底にはワンネスの精神、神性なる愛の心が必要です。必ず出来ると信じてやってゆきます。

皆様、良いお年をお迎えください。

来年もよろしくお願いいたします。

 

地球さんありがとうございます。