宝山の草原を刈りました

最近の記事は、ムベと吊るし雲でしたが、本来報告すべき作業内容が溜まっています。ちょっと日にちが遡りますがご報告します。 11月12日、宝山の富士協生果樹農園の草原で測量をしました。

電柵から通路に沿って50mの所で杭を立て印にしました。

そこからはススキやセイタカアワダチソウがあり、メジャーで測るのが困難なので、yukino さんが搭乗式機械除草機で草を刈り測量しやすいようにしてくれました。

通路沿いに合計100m測る事が出来ました。

通路沿いの100mを縦線にして、横に何mとれるか測るのにまた刈ってもらいました。

横線は60mまで測れました。これでちょうど100m×60mの長方形を測る事が出来ました。それにしても背の高い草だらけで、この草の中をメジャーを持って歩いて測るのは無理でした。手持ちの草刈機で刈るのも大変です。この搭乗式機械除草機は素晴らしいです。いつもは広大な野外会場の草を刈っています。後、奥の方に35m×40mの開けた場所も測れました。

何の為に測量をしているかというと、来年から電柵内の果樹苗床から草原に果樹を定植してゆくのに、何本移動できるかの目安を付けるためです。果樹と果樹の間隔を前後左右7mとり、成長してもこの搭乗式機械除草機や軽トラックが走れるようにします。来春からの大仕事です。果樹を植える穴をユンボで開け、トラックで土を運び植えてゆきます。その前にどの果樹を何処に植えるかも決めなければなりません。皆んなで話し合い楽しんでやって行きたいと思います。

 

16日精進川の畑に向かいます。

この日は男性1人、女性4人での作業でした。棚を作った一番広い畑に7つの丸い畝を作ります。

ユスラウメ3本、メスレー3本と宝山から救出した苗木1本を畝の真ん中に植えました。果樹の周りにはニンニクやラッキョ、キクナ、ミズナ、コレタスなどを植えました。

畑から見える富士山

たっぷりとお水をあげて枯れ草を被せました。3時間半の作業でしたが結構な重労働でした。男性が1人いるだけで全然進み具合が違います。でも男性1人だけではもっと時間がかかると思います。共に協力して作業した後は達成感があります。その後、友人が作ってくれたダイコン葉と鰹節のおにぎりと蒸したサツマイモを食べて皆んな元気になりました。外で食べるのは最高ですね。

帰りに宝山に寄ると、yukino さんが本格的に草原を刈っていました。この写真は12日のものですが、全身が花粉などの粉塵で真っ白になっていました。頭も顔も真っ白なので外国人のように見えました。白い粉が舞い散る草原を除草機に乗って颯爽と走り回る様はカッコ良かったです。何も出来ない女性陣は「よろしく、ありがとう」と言ってそそくさと立ち去りました。私は写真さえ撮りませんでした。機械音と舞い上がる粉塵の迫力に逃げてしまいました。いつかこの除草機に乗ってみたいです。広い草原を走り回ってみたいです。でももっと草が短い内に刈り花粉が飛ばないようにしたいです。

 

18日に精進川の作ったばかりの畝に水やりに行きました。朝は曇り空でした。

お昼も曇り空でしたが、富士山は良く見えました。

14時前に宝山に寄りました。青空が広がっていました。雲が太陽の光で彩雲になっています。

アップで撮りました。

そして、刈り終わった宝山の草原です。

パノラマで撮影してみました。こうやってみると本当に広いです。

林入り口手前にある「にじいろ農園」ゾーンでは、仲間の Sさんが一人で黙々と作業していました。畑の周りに植えたクリーピングタイムに牧草が入り込んでいるので、両方とも土と一緒にを掘り上げて牧草だけを抜き取り、クリーピングタイムを埋め直す作業をしていました。大変な労力です。これは来春には、来訪者にクリーピングタイムの上を裸足で歩いて大地とアーシングしてもらい癒されて欲しいという利他の心です。でも腰を痛められているので無理をせずゆっくり休んで欲しいです。

 

今日も一日ありがとうございます。

地球さんありがとうございます。

 

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