大切な協生農法の仲間

昨日16日のご報告です。

前日に降った雨は富士山では雪になりました。16日、12時20分の富士北麓の富士山です。太陽が真上に来ています。

いつもより厚めの雪がつややかに光っています。

14時までに富士協生果樹農園へ移動し、新潟で協生農法を実践していらっしゃる大出さんとお友達の田沢さんをお迎えしました。

始めに2月6日に皆んなで整備した旧林道を案内し、草原の果樹の苗床や林の中のベリー類やお茶の木、クロモジの森や100mゾーン、全てを見ていただきました。

そもそも大出さんは、新潟の5ヶ月も雪に閉ざされる豪雪地帯で4年前から一人で協生農法を実践されています。(株)桜自然塾の大塚(野人)さんやシネコカルチャーの太田さんを何度も新潟に招いて講演会や農園の視察やアドバイスをいただいています。そんな大先輩がどうして富士協生果樹農園にいらっしゃるのだろうと思いながらお迎えしました。彼女は野人さんが富士協生果樹農園をとても気に入っているのを感じてどういう所か見てみたかったのと、畑ができない冬の間、南半球の農園を手伝いながら果樹の勉強をしていたけれど、日本国内で冬でも柑橘系の果樹や野菜が採れる地域を調べていたら静岡県もそうだとわかったので、来てみたかったということです。もうお一人は彼女のお友達で協生農法仲間の肥料を使わないで梨を栽培している田沢さんです。お米も肥料を使わないで栽培されています。田沢さんの話では、袋をかけない梨の方が美味しいそうです。また袋をかけた梨は日が経つとぷよぷよするのに袋なしで育った梨は日が経ってもシャキシャキしてるそうです。人間がやることが本当に正しいのだろうかと考え、10年も前から肥料を使わず草を生やしたままだそうです。素晴らしい感性ですね。お二人とは深いお話もいっぱいしました。協生農法にかける熱い想いが伝わってきました。心強い仲間です。このような仲間が全国に現れ、繋がり交流できたら素敵だなあと思いました。地球環境を復元し、世界から飢餓や病を無くす、その実現に向けて日本中に世界中に志を同じくする仲間達が増えて来ることを心から願います。

 

 

今日も一日ありがとうございます。

地球さんありがとうございます。

前の記事

富士山七変化(写真のみ)