初冠雪です、つる性植物の棚を作りました
9月7日の作業報告です。7時30分、宝山からの富士山です。
久々に晴れました。
二日間かけて、電柵内の果樹周りの草刈りをしています。長雨でずっと地面が濡れていて、草がかぶさっって高温で蒸れている感じがしました。それで地面が見えるように草を取り除き、乾燥させてあげたいと思いました。
1時間30分ほどで作業が終わり、これから精進川の畑へ向かいます。
9時20分の富士山です。初冠雪でした!! 昨年より21日、平年より25日早いそうです。
精進川の畑に着きました。この日は一番大きな畑に、つる性植物の棚を作ります。一ヶ月ぶりに男女一緒に作業しました。皆んなで運んでいるのは単管パイプ(直径48.6mmのパイプの形をした鋼管で、建築現場の足場やDIYや畑・小屋などに使う)です。
単管をクランプ(単管パイプをつなぐ金具)でつないでゆきます。
固定ベースにジャッキを置いて単管パイプを挿し込み柱を作ってから全体を組み立てて行きました。
四隅の柱を持っていないとぐらぐらと不安定で崩れそうで作業がはかどりません。人手が足りて良かったです。
基本の形が出来て自立しました。もう手を離しても大丈夫です。
棚づくりで手が余った女性陣はすぐに草刈りへと去って行きました。
残りの補強してゆく作業は男性陣だけで仕上げて行きました。
畑の真ん中に作りました。棚は4m×6mですが、こうやってみると畑が広いなと思いますね。
女性陣は7時半から働いているので13時半には帰りました。私たちが見た最後の姿はここまでです。この後、男性陣は足りない部材をホームセンターに買いに行き残りを完成させました。
という事で、ここから8日です。完成した棚を写真に撮る為だけに、1時間かけて精進川の畑に来ました。天井の6mの単管に4本の単管を、4mには2本の単管を補強しています。なかなか立派な棚ができました。
何故写真を撮りに来たかというと、10月号の白光誌の原稿にこの棚作りを載せるからです。7日に作業をして8日に完成した写真を撮り、そこから9日までに原稿を仕上げました。ですからブログをアップする余裕がありませんでした。本当は今日も作業をしましたし、明日も作業なので、またまとめてご報告になると思います。
由佳先生が作った協生キット越しに撮りました。
私が写真を撮っている間、石垣の草を取り除いてくれています。
背丈が50cmほどしかない甘夏の木に実がなっていました。
精進川の畑から車で3〜4分の協生農法仲間の畑に寄りました。様々な花が咲き、様々なチョウが舞っていました。
セセリチョウ
アゲハチョウがたくさん飛んでいましたが、なかなか止まってくれません。じっと待っているとやっと止まってくれました。
グーグルレンズで調べると、この模様は「ナミアゲハ」でした。
きれいな蝶ですね。
お気づきだと思いますが、棚づくりに使用した単管は中古です。15年以上前に白光真宏会の行事でステージ作りなどに使っていたものですが、倉庫の外に積み上げられたままでした。それを今回再利用することが出来て本当に良かったです。
つる性植物は、プラスチックや鉄の棒より乾燥した竹や木の杭を選びます、更にそれよりも生きた木を選びます、生きた木がなければ背が低くても生きた草に巻きつきます。協生農法提唱者の大塚さんは「つるが相手を選ぶのは偶然ではなく明らかな意思を持っているからであり、判断の指標は相手が有する生命の電気エネルギーを感知してその質で判断している」「植物が群生する理由は他の生命エネルギーが必要だからだ」とおっしゃっています。 ここには、マタタビ、サルナシ、アケビ、ムベ、ブドウ、ヘチマなどのつる性植物を植えて行きます。
私たちには、棚を作るだけの竹や杉の木の量は用意できません。単管パイプは持っていましたし軽くて丈夫で長持ちです。なのでまずは建てしまい、その後から竹や木や麻紐などの自然素材を付け足すなど工夫して行きたいです。
梅の古木がある畑にも4m×4mの棚を作りますが、その時は男性陣に柱を持ってもらい女性陣が組み立ててゆきたいです。
今日も一日ありがとうございます。
地球さんありがとうございます。