今日は作業日、ハリキってハリギリも植えました

今日は曇り空で涼しく、前回の作業よりずっと楽でした。私は草刈機を使っていたので写真を撮っていませんが、9時から、お茶の木の周りや根元を皆んなで刈りました。その後、上の写真のように電柵の周りや、中に植えてある果樹の周りの草を草刈機や手鎌で刈りました。一瞬、富士山が姿を見せました。

皆んなが電柵の果樹周りの草を刈っている間に、100mゾーンの草を刈りました。ちょうどこの場所は木と木の間が空いていて、以前はノイバラだらけだったのですが、ノイバラを刈った後にイタドリが大きく成長していました。倒れて葉が見えているのは全部イタドリです。

反対方向を向くと、ここが道路に面しているのが分かります。この100mゾーンに、広大な敷地内に自生している有用植物を移植し、ここで全てが見られるようにしてゆきます。足の悪い人もご高齢の方も歩き回れなくても一堂に見ることができるようになります。すでにクワの木、オニグルミ、アケビが自生しています。

予定していた草刈りを全て終えた時に、ちょうど移植する木を掘り出していたチームが帰ってきました。

コシアブラです。敷地内に少ししか自生していません。貴重です。

ハリギリです。結構背が高いです。来年は新芽を天ぷらにしてみます。

植物に詳しい Y さんが何処に何があるかを見つけてくれるので移植する事ができます。立派なハリギリです。さすが、Y さんハリキっています、腰の入り具合が違います。

背が高いので、支柱をしました。

ニワトコ(エルダーフラワー)です。まだ小さいです。イギリスの伝統的なドリンク、エルダーフラワーコーディアルをいつか飲んでみたいです。

ホウノキです。ネットで調べると「葉の長さは20センチから50センチくらいになる。 これは日本産の広葉樹の中で最も大きい。 古代には食物を盛る器として用いられた。 現在でも、朴葉味噌などで知られている。高さ15~30メートル 幹の太さも100センチから150センチくらいになる」と載っていました。この子はまだ、小さいですね。野人さんは入浴剤に使ったら良いよと言ってました。エネルギーが強そうです。

裏返った葉っぱにてんとう虫がくっついていました。

サンショウの雌木です。今日の主役です。実のなるサンショウの木が少なく(2本しかなかった)、大木になっているので移植できませんでした。それが、程良い大きさの木が良く通る道の横の林にあったのです!もちろん Yさんが見つけました。周りの木の枝や葉が覆って隠れるように存在していたので見つけにくかったのだと思います。すでに実が付いていましたが、移植すると木の負担になるので取りました。実がなると華やぎます。道からすぐ摘める場所に植えました。

他に、3月下旬に挿し木したグミに芽が出ていました。12本中3本に芽が出ました。嬉しいです。

このグミは先端から芽が出ています。なんとか育ってほしいです。親木には今赤い実が付いています。

5月23日に移植したコゴミです。一緒にくっついて来たミョウガが大きくなっています。ミョウガは寒さに強くこの土地に合うので増やしても良いかもしれません。

食べて美味しいタラノキ、キイチゴ類、ムカゴ、サルナシ、ヤマボウシ、果実酒にしたいガマズミ、マタタビもこれから徐々に植えてゆきたいです。山菜のワラビやフキ、ヨモギ、お茶にしたいハーブ類も良いですね。今あるクワも甘くて大粒のものを増やしたいし、アケビももっと足してゆきたいです。まだまだたくさんありますが、こんなに自然は豊かで私たちに野生のエネルギーを届けてくれるという事を、早く見て採って食べて感じてほしいです。

今日作業してくださった皆様ありがとうございました。初めて参加してくれた人もありがとうございました。

今日も、大地に触れ幸せでした。草の中を歩くたびにたくさんの小さな虫が羽ばたきます。yukinoさんが、「虫も協生しているね」と嬉しそうでした。植物がいて木がいて虫がいる、そして土壌ができてゆく、不毛の大地と言われたこの草原で、この大切な過程を見てゆけるのがありがたいです。

 

今日も一日ありがとうございます。

地球さんありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

前の記事

夕方なのに空が青いなあ

次の記事

葉っぱの先っぽは何故赤いの?