マタタビの虫こぶを採取しました。

マタタビを採取しに行きました。

大塚さん(以下野人さん)は、「マタタビは数ある植物の中でも特殊な力を持ち、その威力は群を抜いている。疲れた時の滋養強壮と安眠効果、つまり、活力と鎮静力を併せ持つ陰陽の植物。どちらが強く出るか、人により、体調によりベクトルの方向が変化する。」「メス木の中には、正常なドングリ型の実とカボチャ型の実を付けるものがあり、同じ木に両方付けるものがあるが、花期にマタタビアブラムシが寄生するとカボチャ型の実になる。このアブラムシが変形させたカボチャ型の実を「虫こぶ」と呼び、そのパワーは強烈。漢方の生薬(木天蓼 もくてんりょう)として利用されている。」とブログ「野人エッセイす」に書かれています。

周りに人家の無い、上から肥料や汚水が流れてこない山の上の方にあるマタタビです。

 

ドングリ型の実の「正常果」 辛くてこのままでは食べれません。

 

正常果が熟した「完熟果」は甘くて食べられます。「虫こぶ」と同じくらいの強いエネルギーを持ちます。珍しく頭痛がしていた友人は、その場で一粒食べて治ってしまいました。

 

アブラムシが変形させたカボチャ型の実の「虫こぶ」です。虫こぶは秋の完熟を待たずに青いまま夏に落下すると聞いていたので、蜘蛛の巣だらけで鬱蒼とした林の中をどんどん入って行き、探したらたくさん落ちていました。でも一緒に行った友人が暗くて怖がっていたしジメジメしていたし、袋を持っていなかったのでジーンズのポケットに詰められるだけいただいて帰りました。

 

この日はこれだけいただきました。ありがとうございます。早速乾かします。

2ヶ月以上も前の6月の24日に野人さんは、わざわざ富士までマタタビを探しに来てくれました。その時奇跡的に見つかったマタタビから挿し木をして今「富士協生果樹農園」で育成中です。マタタビを初めて見てから、それぞれが探してみると富士宮市の川沿いや滝近くにいっぱい見つかり、仲間で取りに行きました。そして虫刺されスプレーや果実酒にしています。私も山梨側でも見つけることができていましたが、虫こぶが出来たら取りに行こうと思っていて、それが昨日になってしまいました。

 

今日、少し乾いたマタタビです。オス猫に比べるとメス猫は反応がおとなしいですが、なんか癒されているようです。