マタタビとサルナシは最高のエネルギー

昨年の6月24日に、大塚さん(野人さん)が、わざわざ「マタタビ」を探しに富士に来てくれました。それほど、マタタビはエネルギーの強い素晴らしい植物だそうです。一日中山の中を探し歩く覚悟で来られたようですが、新富士駅から富士聖地に向かう車中で、ほんの一瞬窓の外を見た時に、マタタビの葉っぱを見つけました。さすが野人さんです。

その時の野人さんのブログ「野人エッセイす」の 2019年6月25日号「雨の富士の森探索2 マタタビ群生発見」

https://ameblo.jp/muu8/entry-12485878498.html にその時の様子が書かれています。

その時にこの富士聖地には、マタタビ、サルナシが主力になると言われていました。私達はそれまでマタタビもサルナシも見たことがなく知りませんでした。

 

そこで今日は、yukinoさんに誘われて、富士協生農法チームでまずは「サルナシ」の挿し木にする枝を取りに行きました。野人さん達が昨年9月28日の講習会に来てくださった時に宿泊した場所の近くで見つけたサルナシです。とても美味しかったので、挿し木にするのはこれにしようとyukinoさんは決めていたようです。今はまだ葉が出ていないので茶色のツルが木に絡みすごい状態です。私にはどれがサルナシかすぐにはわかりませんでした。

高枝バサミでカットします。

ツルの先っぽをカットします。

この場所から、ついでにマタタビも取りに行く事にしました。野人さんにマタタビの葉っぱを教えてもらってから、自分達で見つけた近くの場所に移動しました。

これがマタタビのツルですが、何が何だかわかりません。サルナシもマタタビも木に絡みつき、こんがらがっています。引っ張っても取れません。

何とかゲットした枝を短くカットして水に1時間ほどつけてから挿し木しました。

サルナシです。一つのポットに4〜5本挿しています。ポットは昨年に土を入れたままにしておいたものです。枯葉が落ちたままにしています。

こちらがマタタビの挿し木です。間違いそうになります。

こちらは、yukinoさんが昨年食べたビワの種を植えたものです。種からでも立派に育っています。

ビワの実も美味しいですが、ビワの葉はお茶や解毒スプレーや入浴にも使え重宝します。みんなスクスク育って欲しいです。

サルナシやマタタビを知らない皆さんに、昨年の成長した姿をご紹介します。

6月、サルナシの花です。富士聖地に自生していました。

9月末に取ったサルナシの実をカットしました。2〜3cmの小さな実です。これより大粒のシナサルナシがニュージーランドに渡って改良されキウイになりました。本当にキウイそのものですね。

次にマタタビです。

葉が白くなるのが特徴なので、すぐわかるようになりました。6月に野人さんに教えてもらいました。

9月に実がなりますが、辛くて食べられません。黄色く熟したら食べられますが、果実酒にするのが良いそうです。

地面に落ちた虫コブです。花期にアブラムシがつくと実が変形します。そのパワーは強烈で、動物にとって最高の心身の制御エネルギーになると考えらると野人さんは言ってます。

野人エッセイす「マタタビの虫こぶエネルギー」

https://ameblo.jp/muu8/entry-12388511344.html

 

さあ最後は恒例のヒツジちゃんです

朝の富士山。

草を食べている姿が可愛いです。特にお尻が可愛い。

この子も一生懸命食べています。ほとんどのヒツジはうつむいて草を食べ続けるので、顔を上げるのを待ちます。

顔を上げました。

こちらを向いてくれました。

寝そべっていて起き上がろうとする子。

すご〜くリラックスしている子。ここまで崩した姿は初めて見ました。

じっと見つめる子に気づきました。

あっという間にここまで近づいて来てくれました。 ア・リ・ガ・ト

 

午後4時頃の富士山です。雲ひとつ無い空でした。

明日は、ベンチ作りです。昨年、林の中で見つけた富士桜の木の周りにベンチを置きます。花見をしていただきたいと思って昨年から計画していた事です。コロナの関係で、皆様には来年から来ていただけると思いますが、まずはスタッフで桜と交流したいと思います。お昼休みに弁当やお茶を持って来て欲しいと声をかけました。

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