ベンチ作りと枝打ち作業の日です
今日は待ちに待った、ベンチ作りです。
宝山の富士協生果樹農園の100mの有用植物ゾーンに八重水仙が咲いていました。前回の作業でたくさんイバラを刈ったので伸び伸び育っています。
さあ、作業開始です。
まずは、この丸太をチェーンソーでカットしベンチを作ります。森にふさわしいからと、今日指導してくださる先生が用意してくださいました。
先生がお手本を見せてくれます。
斜めにカットするのはなかなか難しそうです。
同じように、協生農法チームの仲間がやってみます。
斜めにカットした丸太の窪みに、長い丸太を置いて平になるようにカットしてゆきます。
切りやすいように向きを変えてカットします。
先生は、何とチェーンソーを縦に突っ込んでゆくワザを見せてくれました。
ベンチとテーブルです。ヒノキの良い香りが漂います。木の皮は一年経てば簡単に剥けるのでこのままにしています。ヒノキは虫も寄り付かず腐りにくいので長持ちすると思います。
とりあえず一台作ってから、下の平らな場所に移動して、もう一つの、板で作るベンチを教えてもらいました。
まず先生が、板を決められたサイズに切ってゆきます。
女性もノコギリでカットしました。
最初に座る部分を組み立ててゆきます。右の手作りの型枠にはめる事によって、素早くキッチリと作る事ができます。
インパクト(電動ドリル)でクギを打ってゆきます。女性陣もチャレンジしました。なかなか上手くゆきませんが、上手くできると皆んなで拍手し喜び合いました。
次に背もたれの部分です。これも型枠に斜めになる板を置いて角度をしっかり決めました。
このように真っ直ぐではなく、良い感じの角度がつきます。三ヶ所の足を固定してから、最後の足でガタつかないように調整します。
座る部分の板と背もたれの部分の板をどんどん打ってゆきます。
完成です!
女性陣は、防腐剤のキシラデコール塗っています。
二台目の板を塗っています。また次回に作ります。
子供達も頑張ってお手伝いをしています。
完成したベンチもすぐに塗りました。
二台目は自分たちだけでチャレンジする予定ですが、先生はいつでも来るよと言ってくださるので安心です。
丸太のベンチと板のベンチをそれぞれ一台ずつ作り終えると12時半になりました。先生にお礼を言ってお別れし、私達はお昼を食べながら、午後の作業の手順を話し合いました。丸太のベンチを作るチームと林の枝打ちと、台風や風で落ちた枝で破れた防鳥ネットを取り外すチームに別れました。
丸太チーム。この電動チェーンソーが電池切れになってしまいます。
水平に切るのは難しそうです。
こちらは縦に切ります。後ろから息子がカッコ良いお父さんの姿を見ています。
午後から3台作ったので丸太ベンチは合計4台になりました。
林の方では、
女性陣は、破れた防鳥ネットを片付けています。
男性陣は高い木の枝打ちです。
ロープを上手く使って、太い枝もロープでぶら下がるようにして静かに下ろしてゆきます。
丸太チームは桜の木の周りにベンチを置いてゆきました。
ここからの景色は絶景ですね。早く桜と富士山を見たいです。
丸太ベンチを4台おきました。どのベンチに座っても桜と富士山が一緒に見れます。
奥にも桜の木が何本かあります。
昨年、林の中に遊歩道を作る時に、見つけた桜です。イバラが木の先端まで絡みつき何の木かもわからない状態でした。もう一人の友人と必死でイバラを引っ張り外して行くと、見事な枝振りの富士桜の古木でした。今年はたくさんの花を咲かせてくれると思います。
小さな蕾がいっぱい出ています。楽しみです。
男性陣にも座ってもらいました。
お疲れ様でした。
みんなで、花見をしようと約束しました。
板のベンチはベリー類と野菜の畑のそばに置いて、作業する時の休憩に使おうと言っています。
全部の作業が終わったのは、5時前になってしまいました。皆様、本当にありがとうございました。自然の中での作業は楽しいです。重労働の時も危険な作業の時もありますが、皆んな良い顔しています。
長いブログになってしまいました。今日は本当に嬉しい一日でした。最後まで読んでくださりありがとうございました。