ネムノキ(合歓の木)が育っています!

20日(火)、精進川の畑の草刈りです。暑くなるので現地7時30分集合です。今日は男性2名、女性7名の参加です。18日(日)、女性陣が宝山のブラックベリー畑の草刈りをしている時に、スタッフの U さんが精進川の3段目〜5段目の畑の通路と何も植えていない場所の草刈りしておいてくれました。女性陣で畑の畝(うね)の中の果樹や野菜の周りを手鎌で刈りました。写真は3、4、5段目の畑です。

3段目の畑から上に向かって写真を撮りました。1〜2段目の畑は通路は刈りましたが、畝の中の果樹と野菜周りは刈っていないので緑が濃いです。写真手前はサトイモが写っています。石垣の草も綺麗に刈りました。石垣は草を引っ張ると崩れるので、ハサミで根元を切っていきます。気をつけないとすぐに石垣の隙間に草が出てきてハチの巣が出来ても分からなくなります。これで見逃しません。昨年は2人刺されてしまいました。

一番下の5段目の畑です。カキナの種をとっています。すでに2回とっていますが、まだ青かったものを残していました。すっかり枯れたので、先をカットしてブルーシートに包んで宝山に持ってゆきます。秋と春に蒔いて実験します。

 

ここから今日22日(木)です。7時30分の宝山の富士協生果樹農園敷地からの富士山です。

今日は女性陣6人でネムノキ周りの草刈りです。

昨年10月10日に植えた小さなネムノキ20本をシカから守るためにネットを被せていました。冬は葉も無くなり全部棒のようになってしまいましたが、何本生き延びてくれたでしょうか。

ネットに近ずくのも草がすごかったので、まず草刈機でネットまでの道を作り周りの長く伸びた草やススキを刈りました。その後、ネットを外し手鎌で木の周りを綺麗に刈ってゆきました。

ネットの中に見えるこのシルエットは、

ネムノキ(合歓の木)がしっかり育っていました。

本当に嬉しいです!!

(野人エッセイすより)「協生農法は生物多様性が基本、果樹など有用樹木の森で野菜が勝手に育つ農法。 肥料ではなく周囲の多くの生命のエネルギーによって植物は生育する。一見、畑にしやすい草原のような場所では野菜は生育が極端に落ちる。 日陰がない表土にはイネ科の植物が密生、生物多様性は保てないからだ」

「樹木の下で野菜の生育が良くなるのは、木のエネルギーの影響。特に、枝葉から滴る樹木のエネルギーを帯びた雨水のおかげだ」

「樹木は密生しない限り寒冷紗のように適度な木陰を作り、イネ科の生育を抑え、表土に生物多様性をもたらすが、密生、あるいは大木に成長するほど葉の密度が増して陽光を遮るようになる」

「その樹木の中に、大木に育っても陽光を遮らず横に広がり、軒下の多くの植物に恩恵をもたらす神様のような樹木がある。それが合歓の木であり、寒冷紗(※)の役割を果たしている。雨が降れば広範囲にわたって樹木エネルギーの水滴を落とす」

※寒冷紗とは荒く織り込んだ糸や綿や布やポリエステルのことで、多分野で使用されている。農業分野では強い陽射しや霜や寒さ避けに使われる。

 

という事で、富士協生果樹農園の草原にネムノキ(合歓の木)やクワの木を植えています。まだ少ないですがドンドン増やしてゆきたいと思っています。

 

1時間でネムノキ周りの草刈りは終了したので、電柵内の果樹周りの草刈りをする事にしました。随分伸びてしまいました。ここからはベテランの S さんが来てくれました。娘さんとお孫さんと一緒にご自分達の区画の畑に150cmの竹で果樹の支柱を補強する為に来られましたが、まずこちらを手伝ってくれました。

私は草刈機で刈りましたが、他の女性陣5人は手鎌で刈ってゆきました。果樹周りに蒔いた野菜は終わり、果樹の間に植えたサトイモやサツマイモが育っていました。

 

花ではないですが、この棒状の植物はなんでしょうか? 下の方にヤマホタルブクロが見えます。

グーグルレンズで調べると「オオアワガエリ」と出てきました。間違っていたらごめんなさい。

 

今日は目立つ植物は見当たらず、少し地味ですが気になる子がいました。

昨年も撮りましたね。

「イヌゴマ」です。

 

9時30分の富士協生果樹農園からの富士山です。2時間で終了です。今日も暑かったです。

帰りは皆んなで美味しいソフトクリームを食べました。明日は精進川の畑に行きます。富士河口湖町からは1時間かかるので家を6時30分に出発します。徐々に慣らしていつの日か5時30分に出発するようになりたいです。目指せ、畑に涼しい6時台集合!

 

今日も一日ありがとうございます。

地球さんありがとうございます。

 

 

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