サツマイモの花、初めて見ました！

9月1日15時頃の富士山です。9月に入ると急に冷え込み、お天気も下り坂です。この時以来富士山の姿を見ていません。この日は作業では無く、富士聖地近くの知人宅に届け物をした帰り道です。

ここから今日9月4日です。9時頃から雨が降る予報なので、作業では無く撮影に来ました。今の時期はどんな植物が見られるのか探しに来ました。友人はその間一人で100mゾーンの有用植物の周りを手鎌で草刈りです。

草原の植物がつゆに濡れてキラキラしていました。

「チカラシバ」です。水滴がいっぱいです。気温は18度くらいでした。長靴にカッパを着ていましたがしみてくるようでした。

チカラシバは根がとても強くて、なかなか抜けない特徴が由来となり、「チカラシバ」とよばれ、和名は「力芝」と表記されます（ネットより）

すぐそばに「ヒメウラナミジャノメ」が止まっていました。（名前はグーグルレンズで検索しました）

電柵の中に入ると、きれいな花が咲いていました。またグーグルレンズで調べると、

なんと「サツマイモ」と出ました。　エ〜〜、と驚きましたが、ここにサツマイモは植えた記憶があります。

サツマイモの花は中々見られないそうです。ネットで調べると「サツマイモは短日植物と呼ばれる性質を持った植物です。短日性とは、一日の日照時間がある程度短くならないと反応を起こさないことを言います。つまりサツマイモは日が出ている時間が短くならないと花を咲かせてくれないのです。日本では夏の日照時間がかなり長いため、なかなかさつまいもの花を見つけることができないんですね。」と載っていましたが、8月は雨が多かったので花が咲いたのでしょうか。でも、ここ宝山の旧畑や精進川の畑のサツマイモには花は咲いていません。もう少し読んでみると「通常サツマイモは、地下にできるいもで子孫を残しますが、地下で子孫を残せなくなると花が咲くといわれています」とありました。サツマイモの花が咲く畑はサツマイモの生育が良くないそうなんです。やはり草原は多様性の出来ていない荒廃した土地なので厳しいのだと思います。花が咲いても実がなることもあるので楽しみにします。それにしても可愛らしいお花で見ることが出来て嬉しいです。

果樹を見て回っていると、「ナガコガネグモ」と会いました。　なかなか迫力があります。

ヒメリンゴの木にとっても小さな実がなっていました。

また、見たことのない花を見つけました。

まるでミニトマトの実に見えます。ここにはトマトは植えてないはずです。

調べると、「イヌホオズキ」でした。アップで撮っていますが、直径6~7mmの小さな花です。

「イヌゴマ」

電柵を出て気になっているサンショウの実を見に行きました。だいぶ赤くなりましたがまだ早いと思います。

この子はかなり赤くなっています。中から黒い種が飛び出してきたら収穫して、乾燥させてサンショウの粉にします。

クロモジの実が出来ています。この中の種をポットに植えて苗木を作ってみたいと思います。

クロモジの林の前に、またまた初めてミルコがいました。

「ヒキオコシ」です。　ネットで調べると、「和名は「引き起こし」で、その昔、弘法大師が腹痛に苦しんでいる旅人にこの植物の葉を噛ませたところ、旅人はたちどころに回復し、旅人を引き起こしたと言う故事による。別名のエンメイソウ（延命草）も起死回生の妙薬という意味から付けられたという」とありました。5~7mmの小さな花です。ヒキオコシは、秋、地上部を刈り採り、日干しにしてよく乾燥させ、薬用として用いられたそうです。お茶にして飲んでも良いですね。