お茶の花を乾燥させました。

昨日14日に、お茶の花を摘みに行きました。野人さんの視察会の5日に茶屋人さんによる釜炒り茶講習会がありましたが、その時にお茶の花も摘んで一緒に炒ったのが印象に残っています。炒ると焦げてバラバラになって花の姿は分からなくなるのですが、乾燥させた花なら姿も色も残って、透明な急須とカップでお茶を入れれば楽しめるのではと思いました。花入り茶、花茶として販売されているものもあります。

精進川の茶畑です。前日に雨が降ったので濡れていました、また時期がちょっと遅かったので開き過ぎでした。普通の茶園では花は咲かせないそうです。花や実に栄養がとられると新芽の成長に良く無いからと、低くカットされるそうです。カットし花を咲かせないと新芽が伸びて収量が上がるそうです。私達は全部を低くカットせず花を咲かせる茶木も残したいです。

アシナガバチも飛んでいましたが、巣がある感じではなく自由に蜜や花粉を食べているようなので、出会ったらソッと立ち去りました。

茶畑の前に見たような、ないような小さな花が咲いていました。調べると「キツネノマゴ」です。初めて聞く名前です。

「ゲンノショウコ」もたくさん咲いていました。

赤いのが「イヌタデ」、左下の濡れている5枚葉が「アケビ」です。

 

下に降りて畑に行きました。随分野菜が育ってきました。丸い畝のゾーンや、

四角や丸い畝の組み合わせ、

細長い畝と、様々な形を好きなように作りました。

手前がエンドウマメ、真ん中がコマツナ、奥がニンニクです。この場所は10月2日に種を蒔きました。

10月2日に畝を作り、種を蒔いた時の写真です。約2週間で随分育ちました。

果樹周りの野菜も育っています。

 

右にサツマイモ、下の葉は種から育てた白菜の苗です。左の支柱には遅くに蒔いたヘチマが巻きついています。

ヘチマの花

梅の古木がある川沿いの畑に作った棚に巻きついたヘチマです。12個の実がついています。全部このまま乾かしてカラカラにして種を来年用に取ってから、ヘチマタワシにします。ほとんどの仲間が使っていますが、よほどの油汚れでない限り洗剤が必要ありません。水を汚さず環境に良いので、たくさんの人に使ってもらえるよう広大な宝山で出来ないか試してみます。草原にヘチマとヒマワリを交互に植えて、丈夫なヒマワリを自然の支柱にして巻きつき育って欲しいと思っています。来年が楽しみです。

ローゼルに花が次々と咲いています。白とピンクの花があると思っていましたが、白の花は開いているのにピンクの花は皆んなしおれています。育てている仲間に聞くと、白い花がしおれた後がピンク色の花だそうです。不思議ですね。色が違い過ぎます。

同じアオイ科のオクラの花と似ています。

白い花が萎れた状態です。

赤い実になりました。お茶にしたり塩漬けにして食べても美味しいそうです。まだ実は食べていませんが、葉はローゼルスープにすると酸味があって夏の暑い時は重宝しました。

以前果樹周りに植えた「インパチェンス(和名アフリカホウセンカ)」

 

精進川の茶畑の花は濡れていたし、開き過ぎだったので、宝山の茶畑に行きました。ミツバチが止まっています。

宝山の方が気温が低いので、花も若々しいものが残っていました。数は少ないですが、濡れてもいません。

一昨年の3月に伊勢から移植した茶木です。この奥に今年6月にいただいた茶木が続きます。

今年伊勢から移植した茶木です。葉の色が2年前の茶木に比べると淡いです。

なんと6月に移植したばかりなのに、少しですが花が咲いていました。

花も小さいですが、ちゃんと育っているのが嬉しいです。

 

自宅に帰ってからの16時20分の富士山です。

 

遅くなりましたが、お茶の花をザルにひろげました。17時20分になってしまいました。

 

翌日の今日、食品乾燥機で乾燥させました。説明書には花を乾かす温度や時間は書かれていないので、低温で短めにしました。結構縮んでいます。

乾いた花を集めました。なんとか黄色は確保できています。明日にでもお茶を入れてから浮かしてみます。

蕾は萼(がく)の部分が少し焦げました。後からネットで普通の花の乾燥を調べると、摘んですぐに乾燥させるのが良い、朝露で濡れるのは避けましょう、と書かれていました。今年はもう終わりですが、次回は濡れていない時間帯に摘んですぐに乾燥機に入れるようにします。これからカキやリンゴ、切り干し大根で練習し腕を磨いてゆきます。

 

 

前回7日のブログ以降に撮った富士山です。このような雲がある方が空が広く感じます。

 

今日も一日ありがとうございます。

地球さんありがとうございます。